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「貸せ。」
「え、ちょ‥‥」
俺はAからみかん缶を奪い取り、缶を開けた。
「ん。」
「あ、ありがと。」
Aは一つ、フォークでみかんを刺して、口に運んだ。
「ん〜！やっぱり美味し！」
「お前、ホント好きだな、それ。」
俺が笑いながら言うとムッと顔をしかめて、
「おいしいもん。ほら、」
とフォークに刺したみかんを俺の前に差し出した。
「あ、甘いもの嫌いなのけ？」
俺は手を伸ばしてAの手首を掴み、フォークの先のみかんを食べた。
「別に嫌いじゃねーし。」
すると、Aの顔はまた真っ赤になった。
「なに、照れてんの？ｗｗ」
少しからかってやろうと思って笑いながら言った。すると、
「て、照れてない！///」
と顔を真っ赤にして否定した。
‥‥可愛い。
この時の俺、ホントにどうしちゃってたんだろ。
「え、ちょ」
チュ
「ホント、お前可愛すぎ。」
額に口づけし、何とも恥ずかしいことを言ってしまった。
「！？//////」
これ以上ないってくらい顔を赤くしたAを見て、俺も自分のしたことの重大さに気づいた。
「じゃ、あとは大丈夫だよな、俺は帰るから。」
赤くなった頬を隠しながら部屋を出た。
ｙｏｕｒ ｓｉｄｅ
バタン
駿がドアから出ていった音がした。
「//////もう、何なの‥‥」
昨日のお姫様抱っこといい、キ、キスといい、今日のあれといい…
駿おかしくなったんじゃない？
『可愛い。』
//////
思い出すだけで顔が火照るのがわかる。
って、何考えてんだよ私！
私が好きなのは原本君なのに…
ズキッ
‥‥なんでこんなに胸が痛いの？
‥‥なんで駿にときめいてんの？
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あや - ミナさんの小説とても面白くて大好きです！本当にありがとうございました!これからも読ませていただきます！ (2020年5月29日 11時) (
レス) id: c76ac59f23 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 同じ名前の方が作者さんだったのでなんとなく読んでたらすごいキュンキュンしました、ニヤニヤ止まらない (2019年4月2日 3時) (レス) id: 290d7994a1 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 緩芳さん» やっとテストが終わって‥‥更新できます！多分(笑) 両立できるように頑張ります！ (2018年5月27日 20時) (レス) id: bbafda29f4 (このIDを非表示/違反報告)
緩芳 - テストお疲れ様です！大変ですよね。よく分かります。これからも、勉強と更新頑張って下さい！！ (2018年5月27日 12時) (レス) id: c0887ec13b (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - まぃりぃさん» ありがとうございます！(^▽^)/ これからも頑張ります！ (2018年4月30日 11時) (レス) id: bbafda29f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ x他1人 | 作成日時：2018年3月8日 21時
