二人なら最強、ただし相性最悪……？【ヒロアカ】 (ページ26)

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『私呼んだもん、ほら次は爆豪くんの番！！！！！』

爆豪「うるせえな、」

『ちょっと元気出てきた、早く呼んでよ〜！！！！』

『ホント一言でいいんだよ！？』

『パッと！！！』

『あ〜もしかして、爆豪くんやっぱり私の名前分かんないのか、残念だぁ』

爆豪「だーーーもう！！！

うるせえ！！！！いい子だから、A、黙れクソが！！！」

『最後で台無しだけど、』

爆豪「呼んだろ、名前」

『この際苗字でもいいので、普段から呼んでもらえたら嬉しいなぁと思うわけです、私は。』

爆豪「気が向いたらな。」

『でもまあいいや、そんなことよりっ』

爆豪「そんなことなんかよ」

『コレ見て！』

爆豪「ん？コレもしかしてあれか」

『そう、爆豪くんのくれたネックレスなんだけど上手くチェーンを繋ぎ直す事が出来たので、

……じゃん！可愛い？』

爆豪「おー、可愛いんじゃねえの」

『欠片も心に思ってないでしょ』

爆豪「もうお前寝ろ」

『やだ、一緒に！』

爆豪「分かった分かった、俺が寝かし付けてやるから」

『私はいつから爆豪くんの子供になったのかなあ！！？』

爆豪「ハハッ、ツッコミ完璧かよ」

『爆豪くんこそ、そんなにぼけなくてもいいんだよ？

でもホントに眠くなってきちゃった、寝よう』

爆豪「ベッド、デカくね」

『私、広々と寝たい人間だからさ』

爆豪「…」

『フカフカベッドへようこそ！

明日寮に送っちゃうから今日が最後だよ、さあおいで！』

爆豪「フツーは逆だろ(笑)」

『いいのいいの、じゃあ爆豪くん今日はありがと。

……おやすみ』

爆豪「…あぁ」

Aがすっかり寝静まり夜もふけた頃、Aの額にキスを落としたことは当事者である爆豪以外、知り得ることは無かった。