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翌日___________________
エンデヴァー「今日は日中にパトロールをして、午後からは少し出掛けるぞ。」
焦凍「どこへ行くんだ？」
『ね、気になる。』
結局行くまで教えてくれなかった。
到着したのは保須市、先日ヒーロー殺しが出没したという場所だった。
エンデヴァー「存じ上げませんがそこのご老人、俺に任せておけ」
早速戦闘があるなんて、思いもしなかった。
「あ、あなたは…！」
「何で、ここにっ！？！？」
エンデヴァー「ヒーローだからさ」
そうやって改人脳無と戦うエンデヴァーさんは、やっぱりカッコ良い。
pi pi pi pi
『あれ、緑谷くんからメール？』
携帯を開くと、同じように焦凍くんにも届いていたようで私たちは顔を合わせた。
焦凍「位置情報だけ。
……この近くだな、」
『私、プロ集めていくから、焦凍くんここに向かって。』
焦凍「いいのか？」
『ん、今の状態で戦力になるなら、私より焦凍くん。
それにそいつは多分ヒーロー殺しって騒がれてるヤツだから行けるのは戦闘慣れしている君の方がいい。
この前のインゲニウムの一件で今日のここら辺はプロが多いから、大丈夫。私に任せて。』
焦凍「っ、あぁ、分かった。任せたぞ！！！」
よし、彼を送り出せたから私も。
エンデヴァーさんには手短に説明して私も街を駆け回った。
道中で出会うプロヒーローに片っ端から要請していった。
こういうとき、私自身、ヒーローが好きで良かったと思う。
出会い頭に誰で、どんな個性かが分かる、ありがとう昔の私。
『(確か緑谷くんからきた位置情報は、ここっ！！)』
『は、っ、……みんな！！！！』
焦凍くんは、？
……出血が酷そう、こっから止められるか？
それに倒れているのは、飯田くん、……もう一人いる。
緑谷「水沢さんまでっ！？」
「ﾁｯ、また増えやがったか。」
『なっ！！！(速い、避けるので精一杯だ)』
緑谷「水沢さんそいつは血液を摂取して体の自由を奪う！
気をつけて！」
『オーケー、頑張る』
焦凍くんを含めた四人の血の流れを止めながらの戦闘
疲労を考えたらオールマイトさんのときの比じゃないけど、この相手は危ない。
さっき声掛けたプロたちのうち、誰か一人が来るまで持ち堪えたら私たちの勝ち。
こちら側は四人、きっと飯田くんもそろそろ動けるはず。
『頑張るよ、私。』
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作者名：HAL | 作成日時：2022年8月30日 4時
