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一方その頃、
「久しぶりだな!お茶しよ、エンデヴァー」
オールマイト「超久し振り、10年前の対談振りかな!?
見かけたから挨拶しとこうと思ってね」
エンデヴァー「そうか、ならもう済んだろう、去れ。茶など冗談じゃない。便所だ、うせろ」
オールマイトは「つれないこと言うなよー」
「ぐっ……」イラ
オールマイトが「君の息子さん焦凍少年、力の半分も使わず素晴らしい成績だ、教育が良いのかな。
マジで聞きたくてさ、次代を育てるハウツーってのを。
それに、彼女、A少女も良いね。流石はプロの元でやってきていただけある。
ヴィラン襲撃のときも、誰より早く前へ出てクラスメイトを守ろうとしていたと聞いたよ。」
エンデヴァー「貴様に俺が教えると思うか?
相変わらずそのあっけらかんとした態度が癪に障る。これだけは覚えとけ、アレはいずれ貴様をも超えるヒーローにする。
そうするべくつくった仔だ。今は下らん反抗期だが、必ず超えるぞ、超えさせる」
エンデヴァー「焦凍とAはオレが作り上げたんだ、いずれAと焦凍は手を組み、No.1以上のヒーローになる。
俺がそうさせる。」
オールマイト「……そうか。」
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ほぼ同時刻の女子更衣室
バンッ
葉隠「ねえ!!!!やばいよ!!!!!」
耳郎「うわっ、幽霊かと思った。服着な」
葉隠「いや、それどころじゃないんだって!!!
さっき忘れ物取りに行った帰りに見ちゃったんだけど、」
「爆豪がAのこと抱きしめてた!!!!!!!!」
葉隠のその言葉に、女子陣はドッと湧いた。
芦戸「マジでっ!?!?」
八百万「それはまあ、随分と余裕なんですね。」
耳郎「……あれ、マジだったんだね」
麗日「ひえっ!!!ウチは、今それどころじゃなくて……」
蛙水「次の種目、お茶子ちゃんは初戦爆豪ちゃんだものね」
麗日「ぐはっ、それを言わないでもらえると助かる……」
芦戸「それ、詳しく。」
葉隠「いや〜、私もビックリしちゃってさ、全然何が起きてたのかとか経緯わからないんだよね〜
爆豪が誰か抱きしめてると思ってよく見たらさっきAが乗ってる車椅子見えたから、」
耳郎「それ、あんま大きい声で言わない方がいいかもだよね。
二人には二人のなんかあるんだよ、元々知り合いだったっぽいし」
「だねぇ〜」
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作者名:HAL | 作成日時:2022年8月30日 4時