二人なら最強、ただし相性最悪【ヒロアカ】 (ページ21)

今日:46 hit、昨日:99 hit、合計:209,819 hit

20 ページ21

『相澤先生っ！！…脈は、ある
意識を失ってるだけ、だね。

運ぶよ、緑谷くん手伝って。』

緑谷「う、うん。」

今のうちだ、オールマイトさんが相手をしている間に私たちが足手まといにならないように。

峰田「何でバックドロップが爆発みたいになるんだろーな。」

そんな呑気な感想を他所に、私は違うことを考えていた。

『(オールマイトさんが、出血してる……)』

『三人とも、いち早くイレイザーを向こうへ、ほかの話はあと、はやく！！！』

蛙水「水沢ちゃんはどうするのかしら？」

『ここに残るよ、私には経験がある。』

緑谷「あす、っ梅雨ちゃん！！相澤先生担ぐの代わって！！！」

緑谷くんが走り出した。

『待って緑谷くん！！！！！！！』

しかしそれは大きな爆発音、フィールドが凍る音ともにやってきた。

「どっけ邪魔だ！！！！」

「テメェらがオールマイト殺しを実行する役だと聞いた。」

切島「くっそ、いいとこねー！！」

爆豪「スカしてんじゃねえぞ、モヤモブが！」

轟「平和の象徴はてめぇら如きに殺られねえよ」

三人が来た。

焦凍くんの個性によって凍らされた脳無を手が緩んだ好きにオールマイトは抜け出し、ワープヴィランのカラクリを見破った爆豪くんがソイツをおさえる。

「出入口を押さえられた、こりゃあピンチだなあ」

「攻略された上に全員ほぼ無傷、すごいなぁ、最近の子供は。
恥ずかしくなってくるぜ、ヴィラン連合」

「脳無、爆発小僧をやっつけろ。出入口の奪還だ」

よし、今度は大きな水の塊で、とべっ、！

ﾄﾞｫﾝ!!!!

『っ、させないよ』

どうやら、"脳無"の個性は一つだけじゃないらしい。

「これは超再生だな、脳無はおまえの100％にも耐えられるよう改造された超高性能、サンドバッグ人間さ」

『……効いてない、』

爆豪くんを守らないと、

『なっ！？』

速、すぎる。

とても私の個性がついていけるようなスピードではなかった。

「………ったく、加減を知らんのか。」

しかし間一髪のところでオールマイトさんが割って入り、脳無の攻撃を防いだ。