二人なら最強、ただし相性最悪【ヒロアカ】 (ページ14)

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次の日、いつものように靴を履いて家を出た。

学校まで近づくと見知った人影が。

『おはよ！！！』

思い切り肩に向かって突進した、ちょっとやりすぎたかも。

爆豪「ってえな、朝っぱらから何しやがんだ！！！！」

『知ってる人影を見つけたから、ねー爆豪くんお友達になってよ〜』

爆豪「あ？テメェまだンなこと言ってんのかよ。」

『なにそれ、友達になってくれるってこと？』

爆豪「そうは言ってねえだろ。」

『ん、知ってる。

あ、ねぇ爆豪くんの個性、どこまで使いこなせてる？』

と、他愛もない話をしているとそろそろ高校というところで学校の周りに押し寄せていた記者に話しかけられた。

「あ！！アナタ雄英高校の生徒よね！オールマイトについて聞かせてちょうだい！！！

って、あれ……？！
君「ヘドロ」のときの！！」

『ヘドロ？』

爆豪「やめろ」

苦そうな顔をしてスルー、私も特に話すことなんてないから校門をくぐった。

「ちょっと！！！少しでいいのでオールマイトついて……」

話しながら校門をくぐろうとする女性記者。

「あ、バカ。」

「うわあああああ！！！何だあ！？！？」

巷では"雄英バリア"と言われているウチのセキュリティ。

私たち学生や、許可証を与えられていない人が通ると発動するらしい。

校内の至る所にセンサーがあるんだとか、言われてる。

『爆豪くん、さっきのヘドロってなんのこと？』

階段をあがりながら聞いてみた

爆豪「……昔巻き込まれたことあンだよ。」

それ以上は、語らなかった。

あまり話したくない事柄なんだろう、私は追求するのを辞めた。

『ふぅん、そっか。』