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『へぇ、上鳴くんの個性は帯電なんだ、いいね』
上鳴「まだまだだけどな〜、あでも、スマホの充電とかはめっちゃ役に立つ！」
耳郎「あ、それ分かる。
ウチの個性もイヤホンとして使えるし、そういう日常生活に役立つといいよね」
芦戸「2人ともいいなぁー！
私の個性を普段から使っちゃうと色々溶けちゃうし大変なんだよね」
切島「その気持ち分かるぜ、俺も気ィ抜いたり気合い入ると色々削れちまうんだよな」
『へぇ、みんな色々大変なんだね。』
麗日「Aちゃんは個性で困ったこととかないの？」
『困ったことかぁ、うーん……
あ、小さいとき、個性の制御とかもできない頃に転んで大泣きしてたら暴走して血が止まらなくなっちゃったことかな。』
芦戸「え！Aって血も操れるの！！？」
『血液も水分だからね、その時までは操れるの水だけだと思ってたから色々発見できたんだぁ』
『あちっ、』
麗日「だっ、大丈夫！！？」
『へへ、あんま食べなれてなくて、
お恥ずかしいところを見せちゃったね』
峰田「いや、そんな事もあるよな」
耳郎「峰田なに鼻血出してんの……」
『大丈夫…？』
『あ、あと轟くんともお話したいな。』
芦戸「あ、そっか。エンデヴァーのとこで訓練うけてたって言ってたもんね！
轟と知り合いだった？」
上鳴「おいおいおいちょっと待て、エンデヴァーのとこで訓練ってなんだよ！！」
耳郎「あ、着替え中に話してたから男子は知らないのか。」
『オールマイトさんが言ってたやつ、エンデヴァーさんのとこでちょっとお世話になってたんだ。
焦凍くんの方とは面識ないよ』
峰田「し、しょうと……くん…」
『ﾊﾊ、私の中での轟さんはエンデヴァーさんだから。』
切島「へぇ〜、スゲえな！！！
あ、プロんとこってどんな感じなんだ？」
『ん〜、私は自分の個性が水でしょ？
で、それまで水を操れるんだと思っていたんだけど、実は水分を操れるって事がわかって、それから色々個性を伸ばす訓練をやって貰ってた』
上鳴「水分って、どこまで操れんだ？」
『んっとね、まず海とか水道水とかそういう水ね。
他には体内の水分。汗、涙、血液、水分を僅かでも含んでいるものは全部操れるように個性を伸ばしたよ。』
「あれ？……ってことは、爆豪とめっちゃ相性いいんじゃねえ？」
ポツリ。誰かが、呟いた。
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作者名：HAL | 作成日時：2022年8月30日 4時
