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病室から外へ出て院内を駆け回る。


顔見知りの医師や看護師には事情を説明して爆発物を探すのも手伝ってもらうことが出来た。





そして研二の目が覚めたことを知ってか知らずか、陣平からの電話。


「おう、こっちは今からバラすとこだ。」



『どうして、私に電話を?』

「さっきも言ったろ?声が聞きたくなった、って。
今回のはちと厄介なんでな、リラックスしてバラしてえんだよ。」


作業をしながら電話を掛けているのか、カチャカチャという金属音とパチ、とコードを切るような音も聞こえてきた。





『あのね、陣平っ……』





「待て、何か文字が……」





研二が目覚めたよ、そう告げようとしたけれど彼の言葉に遮られる。



「もうひとつの、爆弾か………。」










「悪ぃな、ちょっと手こずりそうだ。」



『どういうこと、?
なんて書いてあったの?』

「もうひとつの爆弾が仕掛けられている場所が3秒前から表示される。

それまでにコイツをバラせばもうひとつの爆弾はドカンだ、時間がねえ。」






『ちょ、ちょっと待って!!!』


「あ?」







『もうひとつの爆弾はここ、米花中央病院にある。』



「どういう事だ、根拠は。」




『あんまり上手に説明できないの、だけど必ずここにある』


「まさか見つけたのか?」


『まだ見つけられてない、けど!!絶対にここにあるの!
だから陣平は必ずその爆弾を解体して!』










お願い、あなたにも死んで欲しくないの





「……そっか。」



『それじゃあっ…!』



















「悪ぃけど、ソイツはできねえ相談だな。」

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霜月千(プロフ) - まさかの展開で心臓バクバクで夜しか眠れません…更新楽しみにして待ってます‼︎これからも頑張ってください‼︎ (2022年7月16日 14時) (レス) @page12 id: daaa59ce20 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HAL | 作成日時:2022年7月3日 2時

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