18. 相談相手になって ページ21
何故か土方さんに指名された私。
バレてしまったのでは？と思ったが…。
「ん？何だ？ おた子って言ったな…、早く隣に座って酌をしてくれ。」
お妙さんもあの土方さんが、他の人を指名するのは珍しいと言っていた…。どういう事なんだろう…。
『あの…土方さん？』
「……」
土方さんに何度声をかけても、私の注いだ酒をただ浸すら飲んでいるだけだ。
隣の席は騒いでいたり、何かと凄い事になっている。将軍様に気に触る事、してないかしら…銀時たちは…。
「……隣の席に行きたいのか？」
初めて口を聞いてくれた。でも私の方へ見ず、お猪口の中にある酒を回している。
『口を聞いてくれましたね。別に、ただ隣の席が騒がしいなと思って気にかけただけですよ。
それより、行けつけなんですね。この店。
私、新人なのでこういう場所が初めてで…、』
「……頼むから、喋るな。」
『…すみません…。』
と冷たく言い放つ土方さん。
普段彼がこの店に来てどう言う話をしているのかなんて私には分からない。
気に触る事をしたのかと思い、口を閉じた。
でも…どうして私なんかに指名を…？
「言い方間違えた…、。
お前、風邪があるんだろ？
声も何かその…、あのバカ皇子…、いや、どっかの知り合いの声に似てるが…、
その地声ならすまねぇけど、おめぇに似合わなそうな声だと思ってよ。
それに面をしてるのも、風邪で移さない様にしてるんだろ？無理はするな。」
『……クスっ…』
なんて不器用な人なんでしょう。
風邪ならそもそもお面じゃなくて、ちゃんとしたマスクを着けるし、もし仮に地声だったら凄く失礼な事を言ってるけど。
そこに､ちょっとした優しさがある。
鬼の副長と恐れられた方の以外な所を見てしまったのかも。
もっと知ってみたいな…なんて。
「それに、他の女が知り合いの奴らだったり、何か気に食わねぇ女が居たからな。
ったく、ここまで来て天パ見たいな面をした女を見るなんざ、こっちはストレス増やしに来たんじゃねぇつーの。
あ、飲みに来たんじゃねぇんだった。」
もしかして銀時達の事も気付いてない？
相当疲れが溜まっていたんだな、この人。
『私で良かったら、話相手になりますよ。』
「……正気か？俺の愚痴少し長えぞ？」
少し酒の回りが早いのか、
少し赤くなっている土方さん。
今だけなら、貴方の愚痴に付き合ってやりますよ。
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目覚まし時計の針 - 関西弁の赤髪キャラ…あれ…なんか天国が見えr((( (2022年9月10日 18時) (
レス) @page38 id: 0727e3cb02 (このIDを非表示/違反報告)
綾葉メグ(プロフ) - イチゴミルクさん» はじめまして！読んでくれてありがとうございます！長い間ずっと更新していなかったので、待たせてしまった事の申し訳無さと、それでも読んでくれて、応援のメッセージをくれる方が居てくれた嬉しさでいっぱいです。残りの物語を更新出来るよう頑張ります！ (2022年7月5日 7時) (レス) id: f190ad2f2f (このIDを非表示/違反報告)
イチゴミルク(プロフ) - 初コメ失礼ｯ！最近見始めたばかりなのですが京都弁夢主ちゃん可愛いしかっこいい…！あと，設定見た瞬間に，楠本…あ，私の苗字…え，運命?((()夢主ちゃんお嫁にもろてm((()更新頑張って下さい！応援してますｯ (2022年7月3日 21時) (レス) @page3 id: 4b77fe0276 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月 - いえいえ！いつも楽しく読ませていただいてます！これからも頑張ってください！！ (2019年11月3日 18時) (レス) id: 7a59223088 (このIDを非表示/違反報告)
綾葉メグ(プロフ) - 蒼月さん» コメントありがとうございます！！毎回読んで頂き、こちらとして励みなります！ (2019年10月28日 17時) (レス) id: fe3feae032 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾葉メグ | 作成日時：2019年10月21日 6時
