【募集企画】とある最強の独立大隊。＜本編＞

自己紹介　シャルア ページ5

軍務省法務局独立大隊『ルーヴ』

独立隊隊員 【シャルア・バックドール】
偽名 【エース・トライゾン】
二つ名 【狂気の裏切り者】


彼女は科学という力で､人類が作れない薬や不治の病を治す薬などを発明し､戦闘では毒薬や爆薬､気体を操作して相手を窒息死させる､いわば天才｡


彼女は溜息を吐いている
「はぁ…自己紹介をするって言われても､私は情報を晒したく無いんですが…首相は相変わらずですね」

そう言いながら毒薬を作るシャルア｡ここに人が居たら誰かが注意するが彼女の能力を使えば大丈夫である｡

「好奇心でここに入隊して結構経ちますが､こんな風になるとは思っていませんでしたね…っと､毒薬完成」
彼女は顔に貼ってある紙を上に捲ると先程の毒薬を飲み込んだ｡

飲み終わると彼女は又溜息を吐く
「やっぱり耐性があると強い毒薬かどうかが分かりませんね…」

バサッと大きな音を立てて､彼女の背後にはクリスタルのついた美しい羽をひろげながら唸る｡

「自己紹介ですし､偽名は駄目ですし､種族を偽るのも…いや､種族は大丈夫ですよね｡怖がらせても駄目でしょうし…うーん､ここで悩んでいても駄目でしょうし､レオンさんに聞きに行きますか」

そう言って羽をしまうが､ちゃんと背中を確認して､紙で顔を隠した事を確認してからドアを開けて､コツコツと軽快な足音を立てながら進んでいく｡

「民衆の皆様は､私が守りますから…どうか､どうか…私を許して下さい」

彼女の一人事は空気に溶け込んでいった

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