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優子「お待たせ」
A「ううん、私も今来たとこだから」
再会したあの日のうちに、Aの方からメールをくれて
数日後のオフの日、秋葉原から少し離れたおしゃれなカフェでお茶をすることにした
きちんと話すのは久しぶり。
だけど、1か月の間、顔を突き合わせていた彼女との感覚を取り戻すのに
長い時間は必要なかった
しばらく、世間話とか学校の話に花を咲かせて
お互い笑顔を見せ合った。
Aと過ごすのはとても楽しい。
だけど、このまま楽しいだけではダメなんだと思う。
話題がふと途切れたのをきっかけに
一番聞きたかったことをAに問いかけた
優「ねぇ、A」
A「ん？」
優「なんで辞めちゃったの？AKB48」
Aは下を向いてひとつ息をついたあと
手に持っていたティーカップをそっとテーブルに置いて
私に微笑んで言った。
A「立てないんだ・・・ステージに」
立てない？
優「どういうこと？だってあんなに毎日歌って踊って
レッスンだって頑張ってきたじゃん？
立てないはずないじゃん」
つい責めるように言葉を続ける私に
A「ほんと。立てないの。」
Aは落ち着いた口調でもう一度同じ言葉を放った。
優「なんで…？」
あれほど弾けるように元気いっぱい踊って
人の心を引き付けるような歌を歌うAが
「ステージに立てない」なんて言う理由が
私にはわからなかった。
だけど、
私を見つめるAの瞳が徐々に潤んでいくのを見て
これが真実なんだってどことなく感じ始めていた
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RINGO(プロフ) - いつも楽しみにしてます！ (2016年5月23日 12時) (
レス) id: 87437feb54 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (2016年4月22日 3時) (レス) id: 0553124e7e (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - 優依さん» ありがとうございます(^^♪いつも読んでいただき感謝感謝です！ (2016年4月6日 22時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - ななかさん» コメントありがとうございます！ご期待に添えるかはわかりませんが、ぜひ楽しんでください！これからもよろしくお願いします(^^) (2016年4月6日 22時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
優依(プロフ) - 出来てますよ！ (2016年4月5日 23時) (レス) id: 10966c9586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よんぱち | 作成日時：2015年12月20日 21時
