ずっと側で…..。

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隆二君が 帰った後 親友の麻実が

剛からの連絡で 怪我の事を知って

来てくれた。

隆二君が、帰るときに見せた表情が

ずっと 引っかかり 麻実に 今までの事を

すべて 話した。








麻実「 相変わらず Aは 不器用だね」






A「………やっぱり 言っちゃいけない事

いっちゃたのかな……」







麻実「 多分、傷ついたと思うよ」







A「 なんで？傷つくの？」







麻実「鈍感も ここまで 来ると

ある意味 罪人だね(笑)」








A「罪人って↓↓」








麻実「 Aって、何でそんなに

恋愛するの嫌なわけ？

前の恋愛から もう、5年だよっ？」







A「っな、何いきなりっ!!」








麻実「お姫様抱っこ して 抱きしめられても

キュン!!ってしなかったの？」








A「 びっくりはしたけど、

痛みと 怖い 気持ちのが 強かった

から。」







麻実「 しなかったんだ(笑)」







A「 しちゃ駄目だもん…」









麻実「……えっ？キュンってなったの!?」









A「………分からない。」









麻実「って、分からないって事は

してるって!!」







もし、隆二君を 好きになりかけてるなら

早く この気持ち 消さなくちゃ。

恋愛なんて 私には 出来ない

好きな人の 言葉で舞い上がったり、

落ちたり 恋なんて もう…………したくない。







麻実「ねぇ。私しばらく ここに泊まるから」







A「えっ？いいの？」






麻実「 怪我人放っとけるほど、

私、鬼じゃないよ(笑)」






A「 ありがとう、麻実!!」






麻実「その代わり、恋愛してね!!」







A「 …嫌だ。」






麻実「………Aの 頑固者!!(笑)」

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