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「ママ、だいじょうぶだよ？」
スカイがいるからね。そう言って小さな手で額を撫でるとブルーとソルジャーも優しく涙を拭いて背中をトントン‥と叩く。
『ごめん‥びっくりしたね、こんなママでごめん』
顔を上げたAを見て、小さな３つの頭が真横へ同じ方向に揺れる。マルコは小さく笑って、亜麻色の髪を優しく掬って頬を撫でた。
「パパ？‥ママをぎゅってして寝てあげて？」
「うん、父ちゃんたのむよ」
「いつもしてくれてるみたいに、さ」
３人の申し出に、マルコの青い目が揺れて弧を描く。Aを片腕に抱き直し、まとめて３人も抱き寄せベッドに横たわる。驚き声をあげた三つ子。
「いーや、これが一番だよい」
『うん、っ‥私の優しい子たち、ありがとう』
「「「うん！おやすみ」」」
マルコは同じ形の小さな愛しい３つの額と、Aの唇に触れるだけのキスを落とし照明を落とす。すぐに聞こえる３つの寝息に小さく笑えば、きゅっと握られた指先。
「大丈夫だ‥俺が居るゆっくり寝ろよい」
『ん‥、ごめん。わかってるのに‥取り乱して』
「気にすんない、ほら」
シーツを頭まで引っ張ったマルコ。俺だけ見てろ‥そう言って優しく顎を掬われ、深く甘い口付けが降りてくる。甘い熱が離れ合わさった目を閉じる。その胸に頬を寄せ目を閉じればもう意識は深い所へと堕ちていくだけだった。
マルコはその何よりも大切な亜麻色の彼女を抱き締めた。寝息をたてるその首もとに顔を埋めれば、甘く切ない香りが体に巡る。
どうしたらこの愛しい存在が毎日笑顔で過ごせるだろうか、まだ残る涙の跡を指でなぞる。小さなあくびを噛み殺し心地好い温度と薫りを胸に、自身も目蓋を閉じた。
.end
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‥もっともっときゅんきゅんしたい。
皆さんどんなシーンがきゅんと来ますか？
ネタがほしい‥
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よめこ。(プロフ) - 音乙さん» コメント嬉しいです〜😭ありがとうございます❤️これからも楽しんでもらえるよう頑張ります！リクエストあればまた宜しくお願いします🎵 (2023年3月15日 16時) (
レス) @page34 id: bf0ac319e7 (このIDを非表示/違反報告)
音乙(プロフ) - 更新有難うございます〜もう今回も相変わらず好き❣️ (2023年3月15日 16時) (レス) @page34 id: a6800f4809 (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(プロフ) - 藍琉さん» あいちゃんありがとう😭最近落ち込んで全然書けなかったよ〜。 (2022年1月31日 20時) (レス) id: 33020e7a59 (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(プロフ) - リエさん» リエちゃん〜！ありがとう、これからも宜しくお願いします😭 (2022年1月31日 20時) (レス) id: 33020e7a59 (このIDを非表示/違反報告)
藍琉(プロフ) - 待ってましたー！嫁ちゃんおかえりなさい！！ (2022年1月31日 7時) (レス) @page29 id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よめこ | 作者ホームページ：https://Twitter.com/new_yomeko
作成日時：2021年4月25日 15時
