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翔太side
翔太「……この事件で、何件目？」
ラウール「…３件目ですね。」
ラウールの呟きに、俺は下唇を噛む。
朝方の廃工場。
この工場の持ち主が、今朝たまたまここを訪れたら、遺体を発見した。
すでに、血肉の塊と化した状態で…
翔太「…酷いな。」
ラウール「…はい。もうすでに、人間の形も保っていないなんて……」
ラウールが悲しそうな目で言う。
被害者は無残な状態だった。
遺体は何度も殴られたらしく、体の一部が大きくひしゃげている。
そして、その遺体は見ていて思わず目を背けたくなる状態だった。
康二「翔太くん！！」
蓮「翔太くん！！」
うちの課の後輩たちがやってくる。
２人は、遺体を驚いた様子で見つめている。
目黒が両手を合わせるのを見て、康二も慌てて手を合わせている。
蓮「……酷いですね。」
目黒のその低い声には、怒りがこもっていた。
俺は黙って頷く。
ラウール「…どうしますか？一旦、本部に戻りますか？」
翔太「…嗚呼。そうしよう。…舘さんから連絡は？」
ラウール「さっき来ました。そろそろ、２時間後に会議があるそうです。」
翔太「…わかった。一旦本部戻るぞ。」
康二「はい！」
蓮「はい。」
ラウール「はい。」
俺は怒りで握りしめる拳に力がこもった。
捜査本部。
会議室に入ると、すでに何人かの捜査員が座っていた。
翔太「…舘。」
涼太「翔太。現場から戻ってきたの？」
翔太「おう。さっき戻ってきたばっかり。」
俺は舘の隣に腰掛ける。
涼太「…ねぇ翔太。…今回の事件って。」
翔太「…おう。恐らく、あの団体が関わってる。」
涼太「…なんでしっぽが掴めないんだろう…」
舘がそう呟いたのと同時に、会議室に本部長が入って来られる。
俺らは立ち上がると、全員でお辞儀をする。
本部長「全員座れ。」
その合図で座ると、捜査会議が始まる。
本部長「渡辺！現場の様子を報告しろ」
翔太「はい。今朝方５時半ごろ、廃工場にひしゃげた死体があるとの通報があり、我々捜査一課が向かいました。死体は、バッドのようなもので何度も殴られたような形跡があり、一部が大きく欠損していました。あまりにも大きい欠損だったため、遺体の身元はまだ不明です。」
本部長「わかった。」
俺は腰を下ろすと、本部長は話を進める。
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ゆーり(プロフ) - 続きがとても気になります！！更新待ってます！！ (2月3日 15時) (
レス) @page25 id: d33056d72c (このIDを非表示/違反報告)
にふらー__病み期突入(プロフ) - すのうHIINAさん» 悪女系大好きなんですよ(( こちらこそよろしくお願いします、!!!笑笑 (6月11日 0時) (レス) id: 0af72557f7 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 未優さん» ありがとうございます！！悪女読んでいただいてたんですね！！すごく嬉しいです！！みっちーは結構重要キャラなので、ぜひ注目していただけると嬉しいです！！ (2023年4月6日 11時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 桐山ななみさん» ありがとうございます！！頑張って更新しますので、どうぞこれからもよろしくお願いします！！ (2023年4月6日 11時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - にふらー__病み期突入さん» 笑笑 そんなに読んでいただいてるんですか！！めちゃくちゃ光栄です！！すごく褒めて頂けて……めちゃくちゃ嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！ (2023年4月6日 11時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2023年1月29日 9時
