2話 ページ42
クウカ「ラント君！Aちゃん！」
ラント「心配するな」
貴方「私は大丈夫だから」
Aの声がわずかに震えているのを、クウカは聞き逃さなかった。
クウカ「(Aちゃん……声が……)」
エルナ「……いつまで余裕でいられるかしらね〰？」
牢獄にはクウカだけが取り残され、扉がｶﾞｼｬﾝ、と軋んだ音を立てて閉まった。
・
・
生徒会 会議室＿＿
ツトム「皆さん知っての通り、ラント会長とAさんの処刑予告は本日20時。
もう時間がありません」
会議室では、ジンペイたちYSPクラブ、2年組、学園マフィアの一同揃って会議を行っていた。
チアキ「あと5時間ちょいか……」
ナユ「これを見てください」
ナユがリモコンを押すと、長机からスクリーンが現れ、キラボシキャッスルの全体図らしきものが映し出された。
マタロウ「これは……」
ツトム「クウカさんがモモに託したキラボシキャッスルの見取り図です」
マタロウ「クウカ先輩は無事なんですか？」
恐る恐るツトムに尋ねるマタロウ。
ツトム「その後 連絡は途絶えていますが…無事を祈りましょう」
ジンペイ「Aの洗脳は解けたのか？！」
ツトム「まだ不明です。…そちらも無事であることを祈るしかないです」
フブキ「Aっ……」
みんなの表情は暗かった。
Aの安否が気になるのだろう
ツトム「……この見取り図を元に、我々 生徒会で作戦を立てました。
ラント会長、Aさんとクウカさん救出のために、YSP能力者および戦力になりうる者達で、総攻撃を仕掛ける……
『キラボシキャッスル攻略作戦』です！」
「「「「！！」」」」
全員の目の色が変わった。
マタロウ「キラボシキャッスル攻略作戦……」
はたしてこの作戦で、Aたちを救い出すことは出来るのだろうか……
・
・
？？＿＿＿
「「「完成だ」」」
グレイエージェントの声が重なる。
3人が見下ろしてる下には、全身真っ黒の不気味な人型ロボットが寝ていた。
ぴくりと手が動き、身体を起こして地面に足を付ける。
グレイ「これによりお前は、更なる強大な力を得た。
今後はこう名乗るがいい……
【ドーベル・ベイダー】と」
ドーベル・ベイダーの瞳がギラリと緑に光る。
彼は何も発さず、ただただコーホー…と奇妙な呼吸を繰り返すだけだった。
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楽しい - 続17の15話の最後らへんが何故こそまでになっています (2021年2月14日 9時) (
レス) id: ecd1e40978 (このIDを非表示/違反報告)
菊地原莉々(プロフ) - 僕は、絵は描けないんですけど、曲は（歌詞）をかけるので協力できるならさせてください！！ (2020年12月29日 15時) (レス) id: 392a95a3ae (このIDを非表示/違反報告)
アミーゴ．碧(プロフ) - 菊地原莉々さん» はいもうじゃんじゃんコメントしちゃってください。作者の生きる糧となりますんでね← (2020年12月29日 15時) (レス) id: 60d2358fb4 (このIDを非表示/違反報告)
菊地原莉々(プロフ) - ありがとうございます！！今度からコメントしたいと思います。 (2020年12月29日 15時) (レス) id: 392a95a3ae (このIDを非表示/違反報告)
アミーゴ．碧(プロフ) - みくさん» ただいまぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！待たせちゃってごめんなさい(;_;) 喜んでもらえてこっちも嬉しいです(*'ω'*) これからもY学園終わるまで書き続けていきますよ(｀・ω・´) (2020年12月29日 15時) (レス) id: 60d2358fb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アミーゴ．碧 | 作成日時：2020年11月2日 18時
