皆から愛されてる女の子は特別な妖気使い！ 妖怪学園Y Nとの遭遇 Part11

18話 ページ48

マタロウ君が変身した際には、表示をシャイニングボーイに変える事にしました！


ご了承願います。
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クウカ「だからこれを使っても……」




マタロウ「…それでもいいです！


1.2倍でも、僕は全力で戦います!!」



マタロウの思いが、クウカの心に響く




クウカ「マタロウ君……」



クウカ「分かった！」



クウカは面白そうに笑うと、ウォッチに付いていた十徳ナイフの道具をカチャリと外した



マタロウ「えっ？それ…」


クウカ「こういう時の為に、余計なものは外せるようにしておいたの」





マタロウはクウカの手からシャイニングウォッチを受け取り、力強く頷く


そしてウォッチを手首に装着した。



マタロウ「シャイニングチャージ！」



マタロウはウォッチに手を添え、側面のスイッチを押す




マタロウ「変身!!」



眩いほどの光が、辺り一面を包み込んでいく！









シャイニング「怨霊め！お前の好きにはさせないぞ！」



シャイニングボーイは魚キングデッドをビシッと指し、勢いよくジャンプする



シャイニング「シャイニング…キーック！」




シャイニングボーイの蹴りを、魚キングデッドは蹴りで返した



シャイニング「うわぁぁぁっ！」



シャイニングボーイは遠くに吹っ飛ばされ、地面を転がる



シャイニング「うぅ…！」


貴方「マタロウ君！」



Aとジンペイがマタロウに駆け寄る



ジンペイ「ごめん…！


実はこの前は、俺達がコッソリ助けてたんだ…だから…！」







シャイニング「…知ってたよ…」


貴方/ジンペイ「「え…？」」



2人が顔を上げる。



シャイニング「だから…今回は……






僕が皆を守るんだ!!」



シャイニングボーイは痛む身体を起こし、ゆっくり魚キングデッドへと歩み寄る




シャイニング「力が1.2倍でも……10倍の気合いでお前を倒す！」



そう言い放つと、シャイニングボーイは魚キングデッド目掛けて拳を振り下ろす！




シャイニング「シャイニングアターック!!」



魚キング「目障りな奴だ…！ギョギョ〜！」



魚キングデッドは尾びれを容赦なくシャイニングボーイの身体に叩き込んだ



シャイニング「ぐあぁっ!!」




シャイニングボーイは成すすべ無く再び地面に叩き付けられた



クウカ「マタロウ君！」



シャイニング「…すごいぞ、ヒーロー……！」



腕で鼻を擦り、ぎこちない動きで立ち上がる

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