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二十八話 ページ2

この人は卑怯だ。





わたしが悲しんでるときに颯爽と現れる。









付き合ってたときもそうだった。









「あ、あのさ、ここじゃなんだからあそこ行かない?」



あ、そうだった。






ここ、歩道の真ん中だ。


西山さんが指をさした方を見ると、この前相談したカフェだった。
















「お待たせしました。コーヒー二つでございます」




「あ、ありがとうございます」






そう言って一礼し、去っていく店員さんを見送ると、西山さんがコーヒーに手をつけた。






「…梅ちゃん?」





「あっえ、はい」





意外にも冷静な自分に驚いた。




少し前までだったら、すっごく取り乱していたのに。





「じゃあさ、僕がこの前告白したの覚えてる?」







「…はい」









「答えは?」









5秒間の沈黙。









「ご、めんなさい」









首を少しおる。




なんか、顔あげにくいな…







「…ふー。






あ、顔あげてよ。」









西山さんにそう言われ、恐る恐る顔を上げた。







西山さんの顔は、ちょっぴり哀しそうで、でも、晴れ晴れとしていた。




「いーよ、なんとなくわかってたし。









…こっからが本題ね。







梅原のことは、どう思ってる?」









どうって、





それは…








「隣にいてほしくて、

ほかの女の子とあんまり喋ってほしくなくて、


四六時中考えちゃう人です……」









そう言うと、思いっきり盛大なため息がきこえた。







「なんでそこまでわかってて、告んないかなぁ?!



それは、もう好きでいいじゃん。





遠慮する必要なんてないよ!








取られるのヤでしょ?




なら、早く告白しろ!






わかったか!?」








「はっ、はい!」









「ふぅー。わかったなら良し。頑張れよ?」







西山さんの大きな手がわたしの髪を撫でた。

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rarako(プロフ) - 蒼藍 ‐sora‐さん» すみません、忘れておりました…ありがとうございます! (6月15日 19時) (レス) id: d3d470e954 (このIDを非表示/違反報告)
蒼藍 ‐sora‐(プロフ) - オリジナルフラグ外し忘れてますよ(コソッ) (6月14日 2時) (レス) id: bd7372bd68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rarako | 作成日時:2018年6月14日 0時

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