9話 ページ10
ひなた君とゆうた君の話を聞いて、たくさんの人に迷惑をかけたとわかって、取り敢えず、お姉ちゃんの教室に行った。
ひ「今度は目、離さないからね。2回目は嫌だよー。」
ゆ「ほんとに。ビックリしたんだから。」
「だから、ごめんって。そんな、引きずらないでよ〜もう。」
2ーAにつくと先輩の教室と言うこともあって結構緊張してきた。
「…ど、どーしよう」
ひ「はぁ〜。仕方ないなぁ。」
ゆ「ほらA行くよー。」
「…え、え?はい?」
いきなり?
容赦なくガララと扉を開いてさっきとは違うにっこりと笑顔で同時に言った。
ゆ/ひ「すいませーん。転校生さんに用があるんですけどー?」
真っ先に気付いたのはオレンジ色の髪で青い目をした、何か犬っぽいひと。
ス「あ!また双子!今度はどーしたの?お金くれるの?」
ゆ「…はぁ。先輩、後輩にまで催促しないで下さいよー。」
ス「あ!キラキラしたものでもいいよ!」
ひ「先輩じゃなくて、俺達転校生さんに用があるんです。ね?A」
ス「A?」
「…は、初めまして……。お姉ちゃんの妹のAです。あ、あんずさんの…」
二人の後ろに縮みこんで不安で二人の袖をぎゅーっと握る。
あ「!Aちゃん!良かった。心配したんだよ?最近連絡も取れなかったし…。」
私の姿を確認したお姉ちゃんはぎゅーっと抱き付いてきた。
「…ご、ごめんなさい…。」
あ「もう、馬鹿〜!(泣)」
「ちょっと……」
真「まぁまぁ、見付かったんだし…」
北「無事だったんだから泣くな。転校生。」
あ「そ、そうだよね。ごめんね。」
「ぁ、えっと、いつも姉がお世話になっています。これからもよろしくです。」
あ「な、もう!私、一応しっかりしてるよ?迷子にはあんまりなってないし!」
「……前、おーがみ先輩だっけ?避けられなくて踏まれて気絶して癖に…」
ひ「そういえば前、俺、案内しましたよね?」
あ「うっ。」
「……お姉ちゃんだって……」
あ「…〜〜!言わないでよ!」
北「失敗は恥ずかしい事では無い。今は失敗を恐れず……」
あ「わ〜!うんうん!もう皆して言わなくてもいいでしょ?もぉぉ!」
「……取り敢えず、今回はごめんね。」
あ「今度は気を付けてね」
「うん。」
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與風(プロフ) - 白羽ゆゆさん» 毎度毎度すみません!変換ミス多過ぎて自分が1番悲しい…。教えて下さって本当にありがとうございます! (2017年10月13日 18時) (レス) id: fb6fa0599d (このIDを非表示/違反報告)
白羽ゆゆ(プロフ) - 仁兎なずなが二兎になってますよ(^^) (2017年10月13日 17時) (レス) id: bb3c96127f (このIDを非表示/違反報告)
與風(プロフ) - 南恋さん» ごめんなさい!なおしました。教えて下さり、ありがとうございます! (2017年9月23日 23時) (レス) id: fb6fa0599d (このIDを非表示/違反報告)
南恋 - あの、衣更真央になってるところ、衣更真緒です!! (2017年9月23日 22時) (レス) id: 96fa1601d9 (このIDを非表示/違反報告)
與風(プロフ) - 蓮城桜さん» ぁぁ!ありがとうございます。単純にミスです。すみません! (2017年9月17日 20時) (レス) id: fb6fa0599d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:與風 | 作成日時:2017年4月9日 11時