14話 ページ15
あんずside
あ「んーっ！」
６時間目も終わったし、Aちゃんが心配だから今日はもう帰ろう。
さっさと荷物をまとめて教室を出ようとしたところで、北斗に呼び止められた。
北「転校生。今日は何か用事があるのか？」
あ「あ。うん。えっと。Aちゃんが熱だして休んでるから…。ごめんなさい。今日は…」
真「気にしないでいいよ。それよりAちゃん心配だし、今日は早く帰りなよ。」
あ「ありがとう！」
ス「じゃあまたね！転校生！」
あ「うん。またね」
その後は、軽く駆け足で廊下を歩いて昇降口まで行く。
ひ「あ、いたいた。転校生さん！」
おぅ。今日はよく、呼び止められるなぁ。
あ「え？あ。ひなた君？どうかした？」
ゆ「実は俺達、Aのお見舞いに行きたいんですけど…」
ひ「家が分からないんで付いていってもいいですか〜？」
あ「え。」
どうしよう。
私は別にいいけど、Aちゃん、いやがる？
でも、この二人ならいつも一緒にいるし、平気かな？
あ「いいよ。」
ひ「やった。ありがとうございます。」
ゆ「ありがとうございます。」
あ「いえいえ。」
途中でケーキを買ったりして家に着いたのは６時位だった。
あ「ちょっと部屋も片付けるから待っててもらってもいい？」
ひ「はーい。」
ゆ「平気ですよ。」
「ありがとう」と一言、言って中に入った。
あ「ただいまー。」
「あ。おかえりー。お姉ちゃん」
あ「わぁ！動いちゃダメでしょ！安静にしてなさ〜い！」
「大丈夫だって。それより、夕飯もうすぐ出来るから待っててもらってもいい？準備もだから…30分くらい？」
あ「わかった…。ってそうだ。人待たせてるの。家にいれてもいい？」
「え。」
あ「知り合いだから。」
「うーん。…わかった……」
渋々という雰囲気でも、了承してくれるAちゃんはやっぱり優しい。
本当は休みたいのだろうけど…
「…じゃあ簡単に部屋を片付けるから…。呼んでもらえる？」
あ「ありがとう。…もう休んでいてもいいんだよ？」
きょとんとした顔で振り返ったAちゃん。ちょっとした間の後ににこりといつもの優しい笑顔で微笑んだ。
「…へーきだよ。お姉ちゃん。だって疲れてるでしょ？このくらいしないと。」
ほんと。優しい子だな。
何でこの子が……
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與風(プロフ) - 白羽ゆゆさん» 毎度毎度すみません！変換ミス多過ぎて自分が１番悲しい…。教えて下さって本当にありがとうございます！ (2017年10月13日 18時) (
レス) id: fb6fa0599d (このIDを非表示/違反報告)
白羽ゆゆ(プロフ) - 仁兎なずなが二兎になってますよ(^^) (2017年10月13日 17時) (レス) id: bb3c96127f (このIDを非表示/違反報告)
與風(プロフ) - 南恋さん» ごめんなさい！なおしました。教えて下さり、ありがとうございます！ (2017年9月23日 23時) (レス) id: fb6fa0599d (このIDを非表示/違反報告)
南恋 - あの、衣更真央になってるところ、衣更真緒です！！ (2017年9月23日 22時) (レス) id: 96fa1601d9 (このIDを非表示/違反報告)
與風(プロフ) - 蓮城桜さん» ぁぁ！ありがとうございます。単純にミスです。すみません！ (2017年9月17日 20時) (レス) id: fb6fa0599d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：與風 | 作成日時：2017年4月9日 11時
