す き す き 、 だ ー い す き【呪術廻戦】

23 ページ23

.









朝も昼も過ぎてやって来たのはおやつの時間

ぼーっとクッキーを食べながらすぐるの帰りを待つ。遅いなぁ、朝飛行機乗ったよってメールが来たからそろそろ帰って来てもいいはずなのに。

本当なら今頃すぐるに抱きつけたはずなのに…









「…ｯ！すぐるの気配した、私行ってくる」


「よく分かるねホント」


「すきだから当然」


「お熱いことで、早く行ってきな」









ヒラヒラと手を振るしょーこに手を振りかえす

1日ぶりに会えるすぐる、足りなかった分沢山ぎゅーしてヨスヨスしてもらおう。あ、今日は添い寝しようかな？会えなかった時間取り戻さなきゃね！

ダメって言われても部屋に侵入します









「すぐるっ…」


「わ、A」


「おかえり、お疲れ様寂しかった」


「ただいま、ごめんね？」


「今日は添い寝の刑です…さとるもお疲れ様、なんか疲れてるの珍しい」


「無限出しっぱだったんだよ、もう結界の内側だから流石に解くけど」









ずっと術式出しっぱかぁ、それは疲れるわ

ふっとさとるの気が緩くなったのが分かった、術式を解いたんだ。今日くらいは労ってあげようかな、お疲れな最強様を。

なんて思ったその瞬間、さとるのお腹に何かが刺さった









「アンタ、どっかで会ったか？」


「気にすんな、俺も苦手だ。男の名前覚えんのは」









この人、一体何者…？









.

24→←22

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す