呪詛師じゃなくて殺人鬼【呪術廻戦】

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五「なぁ伊地知、やっぱり僕ってカッコいいよね？」


伊「え、突然…」


五「だよね、五条悟は誰もが認めるGLGさ」









正直、Aが懐いてくれないのにはかなり悩んでる

七海、ましてや伊地知にも懐いてるのに
この僕に懐かないのはそろそろ問題すぎる

好みの物あげてみるとか？いやでもあの子変わってるしね









そんな事を思ってると、任務を終えて帰ってきたであろう悠仁と恵の姿









五「お、悠仁と恵じゃん。お疲れサマンサー」


恵「五条先生…」


伊「なら私はここで失礼しますね」


五「はいはーい、丁度よかったよ2人とも！あのさ、Aの好きな物しらない？なんかプレゼントしようと思ってさ」


虎「ｯ…っ」


五「え、悠仁どうしたの？」









見た目はいつも通り、もしかして声が出ないのか？

でも喉が潰された訳でも
首を切られてる訳でもない

一時的に喉に空気が届いていないように見える









伏「さっき、路地裏でやられました。血塗れの死体があったんで、近づいてみたら虎杖が犯人らしき人物がいるって追いかけたんです。結局逃げられるし、本人は気絶してるしで…」


五「…悠仁が気絶ね、殴られたわけでは無さそうだけど」


虎「ｯ…あ、やっと声でた。うおー、まじビビった」


五「喉とか痛くない？平気そうだったらその時の状況、教えて欲しいんだけど」


虎「平気！なんつーか、追いかけてたら急に相手がこっち向いて指差して来たんだよね。そしたら、上から空気で押し潰されて息できなくて気絶した、みたいな？んー、ごめん！うまく説明できねぇや…」


伏「それ呪術だよな、空気を操る術式…五条先生心当たりありますか？」









生憎、空気を操る呪術師は一人しか知らない

いやでもまさか彼女が呪詛師と繋がっているのか
本当だとしたら、まだ恵達に伝えるのは酷かもしれない

確証もない、詳しく調べてからでも遅くないよね









五「んー、取り敢えず調べといてみるね。もう2人は寮に戻りな？悠仁は一応、硝子に診て貰ってきなね」


虎「おう！」


伏「…分かりました」









空気を操る呪術師

誰も知らない、僕だけが知っている
その術式を持っている人物

普段は呪具を使い、術式は見えないところで使われる









同行任務で一緒に行った人でさえ、見たことがないんだ









彼女、蒼井 Aの術式を









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