第四十七話 ページ2
貴方side
聖教会の本部に向かっていくその土地の国境で突然ピタリと馬車が止まった
外から複数の気配がする
貴:あーあ、めんどいことになってない？これ。
グ:なっとるなぁ。
オ:Aはここで待機な。
貴:はいはい。
スッと神剣を出してきてどこか光線的な笑みを浮かべて馬車を出て行く二人
グルッペンは重力、オスマンは言霊。どちらも使いこなせてなくてもそこそこ強い力だ
あの二人は訓練時間が他と比べて短いから、形になった程度にしか使えてない
けど
貴:雑魚相手には丁度いい。
外でぎゃーぎゃー叫び声が聞こえてたのは数分で、二人はどこか楽しそうに帰ってきた
貴:遅い。
グ:そうか？
貴:嘘言っても仕方ないじゃん。
オ:Aからしたら俺らまだまだ雑魚やし許してや。
貴:はいはい。
わかってるんだったら真面目に訓練したらいいのにさぁ、ってのは思ったけど言わなかった
言ってやる義理ないし
またガラガラと動き始める馬車。これといってなにも喋らないまま
俺たちは聖教会の本部がある国、ティーラル国の首都にやってきた
貴:俺ここ嫌だ。
なんか全体的に光ってんだよね。チカチカして仕方ないからやめて欲しい
空気からローブを錬成してかぶる。全体的に白い国の中で一人だけ黒い
闇避けだと言わんばかりの白があっちこっちから俺を串刺しにしてくる
ヒソヒソと声が聞こえる
「あれって、、、黒魔道士じゃ、、、。
「こわい、、突然暴れ出したらどうする気なの？
「でも枷がついてるわ。
「やだ、罪人なの？
うるさいな、お前ら如きに興味なんざねぇんだよ。黙ってろよ
はー、って音出してため息吐いたら前を行っていた二人が俺を挟んで歩き始めた
貴:なに。
グ:眩しそうだったからな！
オ:光避けや光避けw
貴:あっそ。
馬鹿かな？って思っちゃってふって笑ったら二人とも笑うんだからなんなわけ？
なんかどーでも良くなって苦笑して顔上げたら、建設途中の建物が目に入った
今日は風が強いのに、良くもまぁあんな高いところに立ってるなぁ
って思ってたら
なに、フラグ？ってレベルで足場が揺れた
ガラガラと音が鳴る、グルッペンが神剣を起こした。それより前に俺は神杖を起こした
貴:丁寧にフラグ回収してんじゃねぇよ。
コーンと神杖と共に声を上げる、聞きたいやつだけ黙って聴いてろ
貴:
上位魔法使うと
いったいんだよなぁ
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歩兵 - 80ページ誤字ってますよー (2021年4月13日 2時) (
レス) id: 7a023bf550 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊(プロフ) - 和紙さんの小説、いつも見返してます！更新されたら飛んできますw！世界観とか発想が好きです。 (2021年3月30日 5時) (レス) id: a85536cb3b (このIDを非表示/違反報告)
クルイ - 下手なのですが、クルイの作詩ノートで投稿しております。 (2021年2月6日 20時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
クルイ - あの夏の記憶は、思い出しているので書いてます！ (2021年1月26日 21時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
クルイ - ありがとうございます！！こちらこそ光栄です！！！ (2021年1月26日 20時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年10月31日 20時
