第57話 ページ12
貴方side
部屋の前に着いた所で引き返して戻っていく新緑を眺めていてふと案が浮かんだ
貴:おい、お前。
ゾ:はいはい？
貴:あのミルクティー色の髪の男は大学内部のことについては詳しいのか。
ゾ:多分、それなりには？
貴:わかった。では戦闘もある程度できてコンピューターも扱える奴はどいつだ。
ゾ:せやったらロボロかなぁ。さっきの小柄な男ですw
貴:そうか、ではちょうどいい。3人で用意をして今から1時間後に裏門前にこい。
ゾ:え、あ、はい？！
貴:早く行け。
バタン、と部屋に入ってドアを音を立てて閉めてやれば少しして走り出す足音が聞こえた
奴が言っていた大学には前々から用事があったからな、丁度いいだろう
夜の大学に不法侵入と行こう
レイとオズには留守を頼むか。あの二人がいれば屋敷は大丈夫だろう
そう考え呼び鈴を鳴らし呼び出したセバスに二人に伝言を頼んで置いた
自身も準備をしなければいけなかったのでしていれば1時間はあっという間に過ぎた
5分ほど早く裏門の前に行けばすでに3人が揃っており、真っ黒な戦闘服のせいもあってわかりづらかった
貴:時間前集合はできるようでなにより。さっさといくぞ。因みにだが、、、吐くなよ。
ゾ:え、マスターが運転してくれるんじゃないん！？！？
貴:するわけないだろう。免許は持っているが趣味程度にしか車は走らせん。
エ:え、なになに？どうしたんですか？
ロ:なんかいやな予感するな〜。
よくわかっていないミルクティー色の男と察しのいいチビ。新緑はすでに死んだような顔をしている
その顔を少し面白く思いつつも車に向かえば、セバスが車の前で待っていた
そこで「ひぃ」と小さく情けない声を出した新緑に反応して二人も全力警戒するがもう遅い
車に乗り込んでからはその運転の粗さに笑うしかなくなったようで車内はとても煩かった
まぁ吐かれるよりずっとマシだから放置しておいたが、到着する前からこんなに騒いでいて
正直大丈夫か？とは少し思ったがまぁ使い物になるならいいかと傍観
大学に着いた頃には謎のハイテンションで少し引いたがやる気だけはあるようなのでよしとした
ゾ:なぁなぁマスター、なんで夜の大学に不法侵入なんかするん？マスターやったら堂々と来れるやろ？
貴:確かにそうだが今回用事があるのは上ではなく下だ。さっさと行くぞ。
いうだけ言ってスタスタと歩き始めれば静かについてくる面々、仕事はできるようで何よりだ
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名無していう名前の名無し - 77話の なんなんだこいつは本当にこいつはジジイか で少し笑ってしまいました（笑）てか、しれっと『セバスがおかしいのは前から』ってdisられてるｯｩ⁉︎← （嫌なコメントであれば消してください。） (8月15日 11時) (
レス) @page32 id: cfc3f2d0fe (このIDを非表示/違反報告)
トコハ(プロフ) - えーっと81話の「範囲が広く強力だ」が「協力」になってます^_^;それと完結おめでとうございます！！面白かったです (2021年9月16日 0時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
しの - あら…体調大丈夫ですか、？お体に気をつけて… (2021年8月1日 19時) (レス) id: d2dd850425 (このIDを非表示/違反報告)
トコハ(プロフ) - 主人公、案外…愉快犯だなwww (2021年7月25日 22時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - とにかく最高です！この主人公とみんなの距離感がとても好きです！応援してます！！ (2021年7月25日 20時) (レス) id: f85de546f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年7月18日 14時
