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貴方side
ガスが完全に抜けてから廊下に出たら、どういうわけか死体が全部灰になってた
そういう効果でもあんの？って聞いたらそんなものは
ないって断言された
じゃあなんか変な細工でもしてたのかもな、って言いながら、取り敢えず幹部全員総統室に集合
今回の襲撃でどこがダメになっただとか橋を始めて全部しまったとか
なんか所々よくわからないこと話してたけど興味なさすぎて一千とババ抜きをして遊んでたら声かけられた
鬱:二人とも大丈夫やった？
貴:見ての通り。元気でーす。
一「だね。あ、負けちゃった。
貴:いえーい、俺の勝ち〜。
鬱:自由かw！！
実際とても自由だ。別になにしてても怒られたりとかしないし
パラパラパラと音を立ててながらトランプをシャッフルしてたら一瞬火薬の匂いがした気がして手を止める
エ:なんか火薬臭くない？
エーミールが臭いに反応して周りをキョロキョロ見渡して、そしてやっと
窓の外から投げ込まれた大量の爆弾に気がついた
えー、嘘じゃん。って思いながら、体は咄嗟に手に持っていたトランプを床に落としてカードを取り出す
あ、ダメだ
絶対間に合わない
うわどうしよう。そう考えている間にも爆弾は爆破数秒前、もうどうにもならない
全てを悟って全てを放り出して、結局これといって負けなかったなー、なんて考えてたら気がついた
全ての爆弾がピタリと空中で止まってる
これには流石に驚いて爆弾を指差してみんなをみたら、隣でパキッと何かにヒビが入る音が響いた
反射的に隣を見たら、爆弾に向かって伸ばされた一千の手に、本当にヒビが入ってた
なにそれ？って聞こうとした瞬間、ふっと突然消えた一千と爆弾とどこからか聞こえる爆発音
貴:え、え、ひととせ、、、？
突然消えた友人を探してぐるぐる360度まわって探したら、閉まってた窓が突然開いて一千が窓枠に座った
一「危なかったね。
貴:いや、危なかったね、じゃないじゃん？今のなに？その腕どうした？？なんでヒビ？？
俺の沢山の問いかけに一千は音もなく苦笑して、静かに腕を動かし始めた
一「秘宝のジュエルボックスって、何か知ってる？
貴:知らない。
首を左右に振ってそう返したら、一千はまた苦笑しながら手を動かして言った
一「秘宝を身体の中に持ってる人のことだよ。
ここにね、と一千は俺の心臓の真上をトントンと軽く叩いた
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ゆき - 途中止まりながらもなんとか読み終わりました。やはり作者さん最高です‼ (1月5日 13時) (
レス) @page28 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
いカ(プロフ) - 三周目ですがやっぱり何回見ても面白いです！この作品を創ってくださりありがとうございます！！ (2021年3月31日 23時) (レス) id: a85536cb3b (このIDを非表示/違反報告)
紅葉を眺める紅葉団子。 - 完結おめでとうございます！！とても、すっごく面白かったです。話の雰囲気も好きですし、キャラデザも進み方も全てが好きでした。本当におめでとうございます。続編も楽しみです！ (2020年8月12日 22時) (レス) id: adcebbfb3a (このIDを非表示/違反報告)
都築(プロフ) - 失礼します。完結おめでとうございます!!相も変わらず面白かったです。次の作品を書いてくださるのはとっても嬉しいですが、体調には気をつけてくださいね。これからも応援してます。 (2020年8月12日 13時) (レス) id: e5f03274fe (このIDを非表示/違反報告)
ずり - 完結おめでとうございます!面白かったです!次楽しみにしてます!!!好きです (2020年8月11日 22時) (レス) id: 3f8fdf4464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年8月1日 23時
