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貴方side
最初に見たのは赤、赤、赤
ルーラーを背負って、ポタポタと床に血を落として、シルヴィアはそこに立っていた
俺を見て、ニッコリ笑って、その口からゴフッと血を吐き出したのを見て慌てて駆け寄って抱きしめる
ルーラーはセカンドが床に寝かせて横抱きしている
貴:シルヴィア！
「賭博の、君、ルーラーを、、、お願いします。私の、大事な、、、一番弟子、なのです。
貴:わかってる。わかってるから、喋るな。大丈夫、大丈夫だ、なんとかなるから。しんぺいさん！
ぐっと出血している場所を持っていたハンカチで押さえて、しんぺいさんを呼ぶ
し:道具持って来とったん褒めてや？？ソファー空けて！！床はあかん！！
しんぺいさんの言葉でソファーに座ってた客が波が引くみたいに退いたからそこに優しく運んで寝かせる
血が止まらない。自分の手が真っ赤になっていく。慣れない血の匂いが鼻につく
「んへ、へ、賭博の君、私達のために、賭けを、して、くださったのですね。
貴:え、なんでわかんの？
「瞳が、そうですから。さぁ、ご褒美、くださいな。ぎゅっと、抱きしめてください、んへ、へ、、
貴:今は無理。だからこれで許して。
今は怪我のせいで抱きしめてやれない、だから額に静かにキスを落とした
シルヴィアは暫く目を見開いて驚いてたけど、唐突に涙を流して口を開く
「全て痛くなくなりました。今なら麻酔なしでも縫っていただけます。
貴:いやそれは流石に無理だろ。
若干引きながらもまだまだ余裕そうなシルヴィアを見て少し安堵する
し:マスター！ここから一番近い病院は！？
「ザックル総合病院！もう連絡入れたよ！！
し:来るまでどれだけかかるって？？
「五分後にはくるって！
し:五分、、、あかん、そんなにまたれへん。病院つく前に失血死するわ。
しんさんが難しい顔をする。シルヴィアは上背がそこまでないから
このままじゃ、死ぬ
ドクドクと心臓がまたうるさくなり出した。どうしよう、こういう時、俺は何もできない
抑えている手、その下から溢れる血を見てることしかできない。親しい人を亡くすのは無理、やだ
どうしよう、どうしようと考えていたら、突然後ろから声をかけられた
「血が足りないなら輸血すれば良い。
振り向いた先にいたのはトリガーファミリーのトウェルフス。手には何故か輸血パック
隣でしんさんが流石裏世界、なんでもありやな。と呟く声が聞こえたので、それに大いに同意した
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ゆき - 途中止まりながらもなんとか読み終わりました。やはり作者さん最高です‼ (1月5日 13時) (
レス) @page28 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
いカ(プロフ) - 三周目ですがやっぱり何回見ても面白いです！この作品を創ってくださりありがとうございます！！ (2021年3月31日 23時) (レス) id: a85536cb3b (このIDを非表示/違反報告)
紅葉を眺める紅葉団子。 - 完結おめでとうございます！！とても、すっごく面白かったです。話の雰囲気も好きですし、キャラデザも進み方も全てが好きでした。本当におめでとうございます。続編も楽しみです！ (2020年8月12日 22時) (レス) id: adcebbfb3a (このIDを非表示/違反報告)
都築(プロフ) - 失礼します。完結おめでとうございます!!相も変わらず面白かったです。次の作品を書いてくださるのはとっても嬉しいですが、体調には気をつけてくださいね。これからも応援してます。 (2020年8月12日 13時) (レス) id: e5f03274fe (このIDを非表示/違反報告)
ずり - 完結おめでとうございます!面白かったです!次楽しみにしてます!!!好きです (2020年8月11日 22時) (レス) id: 3f8fdf4464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年8月1日 23時
