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貴方side
マスターが閻羅に連絡している間に、幹部メンバーが何やら他の客に絡まれる
軍の人間がいることが大層珍しいようで、あっちゃこっちゃ引っ張りだこ
グルッペンは傭兵ギルドのギルド長とお喋りしてるし、トントンは暗殺ギルドのお偉いさんとお喋り
オスマンは情報ギルドのお偉いさんと何やら話し込んでて、鬱は近くに居た女の人に声かけてる
貴:鬱ってチャレンジャーだよな、、、。
鬱:美人がおったらつい声かけてまうねん。
貴:さっきの人マフィアだけどwww
鬱:おっふ。さてはマフィア綺麗な人多いな？？
貴:そうかも？ルーラーが毎回大騒ぎしてるから。って、そうだあの二人のこと聞かないと。
マスターの方に向き直って、あの二人のこと聞こうとしたらマスターはすごく難しい顔をして俺をみた
貴:なに、どうした？
「死んだって。
貴:は？
その場に居た全員がマスターの方を向いた。マスターはどこか悲しそうな顔で言った
「ゾムさんの推理、当たってたみたい。彼女、一人で対抗してたんだって。
今朝、シナ教の二人の所に来たみたいなんだけど、もうその時点で致命傷負ってたみたいで、そのまま。
彼女秘宝持ちだったみたいで、秘宝は今シナ教の二人が持ってるみたいなんだけど、、、
二人が今どこにいるか、、閻羅も現在進行形で探してるところなんだって。
マスターの言葉を静かに聞いていた店にいるすべての客だったけど、マスターが言い終わったところで
一人、崩れ落ちるように泣き出した
暗殺ギルドのお偉いさんだった
ぐっと歯を食いしばって、お金を叩きつけるように机に置いて、たった一言
潰してやる
そう呟いて出て行った。その後を情報ギルドのお偉いさんが追いかけて行った
静かになったバーに、傭兵ギルドのギルド長の嗄れた声がゆるりと響く
「Sランクともなると、上との関わりも長いわなぁ。儂でもSランクは子供みたいに思っとる。
国に一人、いるかいないかのSランク
そのほとんどは幼い頃からそのギルドにいる者ばかりだと聞いたことがある
「これで犠牲者がまた一人増えた。もう僕らも黙ってられなくなってきたね。
マスターが作ったカクテルを誰もいない席に置いた。ピンクスピネル色のカクテル
その色をじっと見つめて
ようやくソレに気がついた
瞬く間に刺されたあの時、俺にぶつかったあの時、彼女は小さく俺にこう言った
不器用でごめんなさい
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ゆき - 途中止まりながらもなんとか読み終わりました。やはり作者さん最高です‼ (1月5日 13時) (
レス) @page28 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
いカ(プロフ) - 三周目ですがやっぱり何回見ても面白いです！この作品を創ってくださりありがとうございます！！ (2021年3月31日 23時) (レス) id: a85536cb3b (このIDを非表示/違反報告)
紅葉を眺める紅葉団子。 - 完結おめでとうございます！！とても、すっごく面白かったです。話の雰囲気も好きですし、キャラデザも進み方も全てが好きでした。本当におめでとうございます。続編も楽しみです！ (2020年8月12日 22時) (レス) id: adcebbfb3a (このIDを非表示/違反報告)
都築(プロフ) - 失礼します。完結おめでとうございます!!相も変わらず面白かったです。次の作品を書いてくださるのはとっても嬉しいですが、体調には気をつけてくださいね。これからも応援してます。 (2020年8月12日 13時) (レス) id: e5f03274fe (このIDを非表示/違反報告)
ずり - 完結おめでとうございます!面白かったです!次楽しみにしてます!!!好きです (2020年8月11日 22時) (レス) id: 3f8fdf4464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年8月1日 23時
