【wrwrd!】d!な彼らと宇宙人【男主】

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貴方side

しゃおろんはぼくを抱き抱えた。そしてひとらんらんと少しおしゃべりしてから言った


シ:今から人がいっぱいおる所行くけど、大丈夫？

貴:うん、大丈夫。しゃおろん一緒だもんね？

シ:おん、一緒やで。

貴:じゃあ大丈夫！！

シ:ん、いい子やな。じゃ行こ。

ひ:、、ほんと、厄介な子連れてきたねシャオちゃん。

シ:かもな。でも、連れてきたからには面倒みるわ。

貴:み？


ぐりぐりと頭を撫でられて、ぼくはしゃおろんに迷惑をかけてるんだと気がついた


ぼくは一人でもヒロを探せる。きっと探せる。でも、にんげんはこわいのに脆いから


また強く触られたら、次どうすればいいのかわからなくてこまったなぁって思っていたら


いつのまにかとても広い部屋に来ていた。周りには沢山のおとながいる


ぎゅっとしゃおろんに抱きつけば、しゃおろんはぼくの頭を優しく撫でる


そんなぼくたちをみて、赤い長い布みたいなのを首に巻いたおとなが声をかけてきた


？:その子が保護した子か？

シ:そう。名前はAって言うんやけど、、、ちょっと特殊みたいやねん。

？:特殊？報告通りえらい怪我しとるけど、、、なんかに巻き込まれでもしたんか？

シ:それも多分あるんやけど、そうじゃなくて、、、A、自己紹介できる？

深く考えず、さっき俺とひとらんにしたみたいにしてくれたらええから。

貴:？うん。


すとん、としゃおろんの腕から降ろされて。まわりの沢山のおとなを見てから


目の前にいるおとなに向かってさっきみたいに、自己紹介？をする


貴:えっと、、ぼく、ミラクル星から来た宇宙人なんだ、この姿はヒロの姿を借りただけなんだみ！！


元の姿はこっち。と、元の姿に戻ったら周りがとっても騒がしくなる


あちこちから「黒いアメーバ！？」とか「UMAやん！」とか「はえー、ガチの宇宙人で草」とか


色んな言葉が飛んだけど、そのほとんどの意味はわからなかった


にんげんの姿に戻ってしゃおろんの所に行こうとしたら、急に抱き上げられた


貴:み"っ！？

？:お前ほんまに宇宙人なんか！！！

貴:う、うん。

シ:おいコネシマ！急に持ち上げたりすんなや！！怪我してんねんぞ！！

コ:お、おぉせやな。すまんすまん。俺はコネシマや、よろしゅうな！！

貴:こねしま？こねしまは、悪いにんげんのおとな？

コ:いや、どうやろな、、、。少なくともお前にとっては無害とちゃうか？？

貴:そ、そう。


こねしまはとても声が大きい種族みたいだ

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