【wrwrd!】我々さんと大鷹さん【男主】

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貴方side

決まれば早い、とバタバタとひとらんらんと名乗った男の人にお風呂に入れられて


やってきていた獣医にワクチン打たれた。あれ、僕軍で飼われることになったりしないよね？？


なんてちょっと心配になってたんだけど、別に何かつけられたわけじゃないからいっか


し:はい、いいよ。

貴:ピィ。


はい、どうも。と返事をしながら乗せられていた台から降りたらショッピが来た


ショ:撫でてもいい？

貴:ピーィ。


どーぞ、とショッピのに膝に乗ったらなんだかとても嬉しそうにするからこっちもうれしくなる


暫く撫でられていたら、ひとらんらんがやってきて僕と目線を合わせて言ってきた


ひ:君に会いたって言ってる人がいるんだけど、一緒に来てもらっていい？そいつ今動けなくて、、、。

貴:ピーィ？ピィ！


動けないなら仕方ないね！とひとらんらんの差し出した腕に乗ったらひとらんらんは優しく僕を撫でた


ここの人、撫でるの地味に上手い人多いんだよね


むふむふ言いながら連れて行かれたのはなんだか重そうな両開きの扉の部屋


ひとらんらんがノックして、声が返って来たのを確認してから中に入った


中に入って初めに見たのは紙のタワー


あわわわわ、ってなっちゃうくらい沢山の紙のタワーにひとらんらんの顔を二度見してしまう


ひ:びっくりしたw？これ全部まだ捌けてない書類なんだよね。ほら、グルッペン連れて来たよ。


グルッペン、と呼ばれた男の人は書類の山の中で動かしていた手をピタリと止めて僕を見た


ブランドの髪と紅い瞳がとってもかっこいい、で、今気がついたけどこの人この軍の総統様だ


総統様、なんかクマすごいけど大丈夫？？


ひとらんらんの腕から飛び立って、書類のタワーに当たらないように飛んで総統様の前に着地する


すると総統様は僕を見てキラキラと瞳を輝かせて手をワキワキさせてる。なにがしたいのこの人


グ:お、おぉ。話に聞いていた通り大きいな！！あ、俺はグルッペン・フューラーだ。よろしくな。

貴:ピーィ。


どうも。と一応偉い人だし、と頭を下げたら「すげぇ！すげぇぞひとらん！！」って騒いでた


因みにひとらんらんは「はいはい」って流してたから、この人威厳ないのかもしれない


グ:撫でてもいいか！

貴:ピィ(どうぞ)。

グ:おぉ、おぉ、、なんかええ匂いするな？？

ひ:さっきお風呂に入れたんだよ。まぁ入れる前から桜のいい匂いしてたけど。


あ、僕桜のいい匂いしてたんだ
なんだか安心した僕です

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