【wrwrd!】我々さんと大鷹さん【男主】

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貴方side

栞さんと出会って一週間が経った


ようやっと落ち着いてきたのでみんなに会いたくなって軍にいって、オスマンの部屋の窓を突いた


前なら直ぐ開けてくれたのに、今回はこっちをみてもくれない


あれー？って思ってもっかい突いてみたらオスマンが疲れた顔で振り返った


そして持っていたペンを床に落としたかと思うと窓を勢いよく開けて僕を抱きしめた


貴:ピィ！？

オ:A、、Aやぁ、、、お前、よかった、、ごめんなぁ、ごめんなぁ。

貴:ぴぃ？


オスマンどうしたの？ってすりすりするんだけど、オスマンは僕を抱きしめたまま何も言わない


どこか痛いの？って顔をみてやっと、オスマンが泣いてることに気がついた


えぇ！？って驚いてほっぺに顔をすりすりしてぴっ！ぴっ！って声をかけまくる


そしたらオスマンはやっとこっち向いてくれて僕をよしよしと撫でてくれた


貴:ピィ！ピィ！！

オ:わかったわかった、ほら、もう泣き止んだから。

貴:ぴ？ぴ？

オ:ほんまほんまw！！！あ！！！A、怪我は！？大丈夫やったん！？

貴:ぴぃ。


ここ、って怪我した所の毛をクチバシでかき分けて見せたらオスマンはそこをじっとみる


オ:傷跡はあるけど縫った跡はないんやな、、、てことは自然治癒？嘘やん、、、。

貴:ぴぃ。


自然治癒ちゃ自然治癒だけど、自然じゃないところもありまする


湖の水飲んだからね


オ:ちゃんと飛べる？よな？飛んできたもんな？

貴:ピィー。

オ:せやんな、、、よかった。

貴:ピィ。

オ:グルッペン、めちゃくちゃ落ち込んでたから会ってきてあげてくれる？

貴:ぴ！！！


はーい！って返事して廊下に出てぴゅーっと飛んでいって、総統室の扉を勝手に開けて中に入った


周りで仕事してるグルッペンの護衛隊の人達が僕を二度見しては驚いてるけど無視して書類のタワーに突っ込んで


驚いて顔を上げたグルッペンの胸の中に飛び込んだ


貴:ぴ！ぴ！！！

グ:、、、A？A！？お前！？お前ぇ！！！生きとったんか！！！！

貴:ぴぃ、、！


く、くるしい！！って思うくらい抱きしめられて内臓全部出ちゃいそうになる


バサバサ暴れたらちょっと緩めてくれたのでふぅ、と一息ついて大人しくなったら


グルッペンは5分ぐらい何も言わずに僕の翼に顔を埋めてた、ちょっと怖い


貴:ぴ、ピィー？


グルッペーン？って言ったらグルッペンは良かった良かったと呟いて僕を撫でた


えへへもっと撫でていいよ
遅くなってごめんね

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