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貴方side
夜なのに日傘差していくファーストをぼけーっと見送ってから、俺も門を出ようとした
家に帰ろうと思って
でも次の瞬間、腕を掴まれて、その衝撃でまた眼帯が落っこちそうになった
貴:、、、なに？
ひ:なに？じゃない！！Aはうち泊まって！！俺の部屋きていいから！！
貴:何故？
ひ:何故って、、、危ないからだよ。Aはもう契約してるだけの暗殺者とは違うんだから。
貴:？どう違うんだ？
ひ:俺らが、仲間だって思ってる。俺らのこと、第一に考えてくれてるの、知ってる。
俺らのこと、本気で守ろうとしてくれてるのも、もうわかってるから。違う。
貴:、、、へぇ。
ひとらんらんの言葉に、どう反応したらいいのかわからなくて、素っ気なく返したら
後ろから声が帰ってきた
ト:興味ぃ！！！もっと興味もちぃや！自分の事やで？A、はよ中はいり。寒いやろ？
貴:書記長様。
ト:トントンでええよ、A。
貴:トントン、、、トントンは、優しいな。ひとらんらんも、ビビリだけど優しいな。
ひ:お化けは無理。俺ノーと言える男だから。
貴:ははwそうだな。
トントンに招かれて、ひとらんらんに背中を押されて基地に入る
ホールを通り過ぎようとしたところでシャオロンに出会った
シ:あ、、、。
貴:シャオロン。怪我は大丈夫か？
シ:え？あー、うん。まぁね。
貴:、、、咄嗟に受け身を取ったのは流石幹部といったところだな。
あんな化け物に吹っ飛ばされて、生きてただけでも勲章ものだ、落ち込むなよ。
シ:、、、ごめん。ありがと。
貴:いいんだ。また明日な。おやすみシャオロン。
シ:おやすみ、A。
軽く手を振ればシャオロンも軽く手を振り返して来たのを見て何故か少しホッとした
ひ:Aって、褒めるのうまいよね。
貴:、、、9割ダメでも1割を探して褒める。人間、褒めて欲しい生き物だからな。
コ:それ、どっかで聞いたことあるわ。
貴:コネシマ、いきなり現れないでくれ。
コ:おぉ、すまんなw
ひょこっと現れたコネシマに、少し驚きながら言葉を返せばコネシマは笑って背中を叩いて来た
貴:痛い。
ひ:やばい音なってたよコネちゃん。
コ:すまんすまんwwちょっと考え事してて加減ができんかったんや。
貴:考え事？
コ:せや。さっきの言葉、どっかで聞いたことあんねんけど、どこで聞いたんやろか、ってな。
貴:へぇ。
思い出せないから考えない方がいいと思う、とは言わなかった
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ゆき - いい物語でした‼作者さんありがとうございます。 (1月4日 12時) (
レス) @page42 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
ウィリー - 一気読みしました、すごくいい物語ですね…！！書いてくれてありがとうございます！！！！これはアニメ化してもいいのでは！？！？いつも応援しています！ (2022年9月2日 12時) (レス) id: 19daafe7ae (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 作者様、、。こんないい物語つくってくれてありがとう、、、。ゴザイマス←敬語使い慣れてない人 (2021年12月20日 18時) (レス) @page43 id: f731cae52b (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - 一気読みしちゃったんですけどとにかく最高です、、泣きました！他の作品も一気に読んでいて他の作品でも泣きました！応援してます！ (2021年7月31日 18時) (レス) id: f85de546f7 (このIDを非表示/違反報告)
闇雲玲華(プロフ) - 一気読みして主人公がやり直した回数数えてみたら思ったよりしてなくてすごってなってしまった (2021年2月28日 12時) (レス) id: 72af1bed3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年11月19日 23時
