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貴方side
貴:借りも作りたくないんです。だって絶対その借りは返せませんから。
もうほっといても死ぬ奴と仲良くするだけ、時間の無駄ですよ。
なぜならその死は覆らないから。
今回はまだその時じゃなかっただけで、その時は着実に近づいている。
貴:思い出してください。私は未来人と名乗る、怪しいやつです。
いつでも殺せるぐらいには、警戒しておかないとダメですよ、ショッピさん。
初めは信じて欲しかった、私のことを。前のように名を呼んでほしかった、ずっと。
けれど、私は気がついた。
一週間後に人が死ぬとして、その人が知り合いで、話したこともあって
たしかにそこに生きていることを知っていたとして
私は、その人が死んで悲しまずにいられるのだろうか、と、考えた。
答えはNOだ
辛いと思ってしまう。
寂しいと思ってしまう。
だって、もう二度と会えない、会話も、できなくなってしまう。
もう二度と、その人には、会えない。
忘れるにも、時間がかかる。すぐ忘れられるかと問われれば、それもNOですから。
だから、思ったんです。いきなり消えても、問題ない範囲で付き合うべきだと。
私がグルッペンを守ることはもうない。
今、彼を守っているのは、トントンやコネシマ、ゾムやシャオロン、ひとらんらんですからね。
そこに私が含まれることは、まずありえません。だって、私、死にますから。
そこまで考えて、口を開こうとしたら、私のお腹の上に何かが降ってきた
痛くはない、怪我を避けて、それは私のお腹に着地した。
それはショッピさんの頭。ショッピさんは今、私のお腹に顔を埋めていた
えっ！？と驚いている私を無視して、彼は少し顔を上げて、私を見て、口を開いた
ショ:ここまで軍に貢献しておきながら、自分のこと不審者呼ばわりするとか、やばいっすね。
警戒しろとか、無理っしょ。こんなボロボロになってる奴、警戒するまでもない。
スパッと言い放たれ、うぐっ、と小さく漏らしたところで、彼は続ける
ショ:あんた自覚した方がいいっすよ。あの人達にもう十分気に入られてるんだって。
今更距離おいても、こっちが困るだけなんで、変に距離あけるのやめてください。
これまたズバッと言われ、またもやうっ、となりましたが、少しして、私は気がついた
距離をあけるなということは、逆に縮めてくださいと、そういうことなのでは？と
、、、ちょっと、妄想が過ぎますかね？
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くろねこ - 号泣案件(´；ω；｀)ｳｯ… (2月9日 0時) (
レス) @page28 id: 867516ea99 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 最後の終わり方、めっちゃ感動しました。いい作品をありがとう！ (1月2日 19時) (レス) @page28 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
りと - 号泣しました…。全ての話で泣いてたので身体の水分無くなりました…(割とガチ)実の所言うと、泣くのは分かりきってたので感動系の音楽聴きながら読んでたらタイミング良く盛り上がるのでそれで涙が溢れるっていう…でもあなた様の小説を最大限楽しませて貰いました (8月12日 2時) (レス) @page29 id: ffe5a6a019 (このIDを非表示/違反報告)
書籍姫(プロフ) - いつ見ても泣ける。泣きたい時はシルト・メーチさんの小説を読むのが私の習慣になっています。 (7月13日 18時) (レス) @page29 id: e3ea7725f8 (このIDを非表示/違反報告)
U - また見に来ました、久しぶりに泣けました。よくこんな素晴らしいものをかけると尊敬します。過去のもので申し訳ないです (7月4日 21時) (レス) @page29 id: 3d178da5c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年8月16日 21時
