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貴方side
ひ:いい？誰に聞かれても教えちゃダメだよ？
貴:わかってますよw
ひ:本当にー？？
貴:本当ですよwほら、約束します。
ひ:約束だからね。
貴:はいw
あんまりにもひとらんが必死になるので、指切りをして約束する
私、今まで誰にも未来が変わりそうなことは言ってない、はずなのですけど
ひとらんはなぜか疑って来るので、仕方なく約束したのですが
私って、そんなにすぐ死にそうな顔してるんですかね？？？
ひ:そうだ、お腹の怪我が治ったら、またお粥作ってあげるね。
貴:本当ですか！？な、なら、卵入りのお粥が食べたいです！！！
ひ:いいよ。怪我が治ったら、ちゃんと作ってあげるから。約束！
貴:はい！約束です！！
ひとらんの作るお粥(というか東洋のご飯)はとっても美味しいのです！！！
今から楽しみだなー、とルンルンしていたら、ひとらんも報告書を書きに出て行ってしまった
また医務室に一人になる。沢山喋ったからか、少し眠くなって来たので、少し寝ようと瞼を下ろした。
けれど、すぐに開けた。
音が聞こえたんです。天井を歩く、小さく、微かな音が。
最初はネズミでもいるのかな？と思っていましたが、どうやら大きいネズミのようですね。
そっとコールボタンに手を伸ばし、こっそりそれを長押しする
それと同時に天井から何かが降って来た。私は取り敢えず、と寝たふりをすることにしました。
足音がゆっくり私に近づいてくる。呼吸が少し荒い。緊張しているようです。
気配を消そうとしてはいますが、消しきれていませんね。
ゆっくり私へ近づいて来た気配は、私の隣でピタリと止まる
そして、ナイフホルダーからナイフが抜かれる音が微かに聞こえた
目的は私を殺すこと。でもなぜ？私を殺したところでどうにもならないでしょうに。
人質にする？いや、それなら眠っている相手にナイフなんて出す必要ないでしょう。
あれですかね、この前のテロリストの残党にでも入り込まれましたかね。
なんて考えていれば、また、天井から何かが降って来る気配を感じた。
音はなかった、さすがですね。
私に向けられていた鋭い気配が消えた、隣でほっと息を吐き出す音が聞こえた
貴:お見事。
ゾ:！A、起きとったん？
貴:はい。起きたらゾムが来る前にやられるかな、って思ったので寝たふりしてました。
ゾ:確かに、危なかったかもな。
そう呟いたゾムの瞳は真剣だ
そんなに心配しなくてもいいんですけどね。
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くろねこ - 号泣案件(´；ω；｀)ｳｯ… (2月9日 0時) (
レス) @page28 id: 867516ea99 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 最後の終わり方、めっちゃ感動しました。いい作品をありがとう！ (1月2日 19時) (レス) @page28 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
りと - 号泣しました…。全ての話で泣いてたので身体の水分無くなりました…(割とガチ)実の所言うと、泣くのは分かりきってたので感動系の音楽聴きながら読んでたらタイミング良く盛り上がるのでそれで涙が溢れるっていう…でもあなた様の小説を最大限楽しませて貰いました (8月12日 2時) (レス) @page29 id: ffe5a6a019 (このIDを非表示/違反報告)
書籍姫(プロフ) - いつ見ても泣ける。泣きたい時はシルト・メーチさんの小説を読むのが私の習慣になっています。 (7月13日 18時) (レス) @page29 id: e3ea7725f8 (このIDを非表示/違反報告)
U - また見に来ました、久しぶりに泣けました。よくこんな素晴らしいものをかけると尊敬します。過去のもので申し訳ないです (7月4日 21時) (レス) @page29 id: 3d178da5c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年8月16日 21時
