第155話 ページ20
貴方side
頭痛がする
寝不足だからだろうか、と思いつつも何かあって後からわかった
では、色々とたまったものではないので医務室へ行くことにした
貴:失礼、、どうしてここにいらっしゃるのですかしんぺい神医務官。
し:在庫確認。んで、珍しいね、君がここにくるなんて。どうしたん？
貴:朝から頭痛がしまして、頭痛薬を頂こうかと。
し:頭痛な〜、診たるからこっち座り。
ぽんぽん、と椅子を叩いて座るように促すしんぺい神医務官の言葉に素直にしたがって椅子に座る
数分後、しんぺい神医務官は少し頭を傾げてこんなことを問うてきた
し:朝なに食べた？
貴:朝食ですか？一時間ほど前にサンドウィッチを。
し:どこで？
貴:食堂で。
し:昨日の夜は？寝る前とか、なんか食べた？
そう問われて少し考えて、寝る前に自分を落ち着かせるために飴を食べたことを思い出した
貴:飴を、と言っても市販のどこでも売っているようなものですが、、、なにか。
し:んー、少しやけど爪に毒の反応が出てるんよ。朝食に毒混ぜてたら今頃大惨事やろうし、、、。
取り敢えず解毒せな、多分そろそろ重たい症状出てきてまうから。
と、解毒剤を用意するしんぺい神医務官をよそに爪を見るとやや白っぽくなっていて
昨日もらったシルバーリングが黒くなっていることに気がついた
一体どこで、、、と思考を回転させて、昨日の夜のことを思い出す
訓練室にいた時はまだシルバーだった、けれど、総統閣下の自室を出てからは、、、
それに気がついて、俺は医務室を飛び出した
廊下は走ってはいけません。というのは緊急事態ではない時に適応されるものである
総統閣下と幹部はいつも決まった時間に朝食を取る。一般兵は毒味も兼ねてそれより早く食べる
時計を見る。丁度集合したかしてないかぐらいの時間だ、まだ間に合う
大急ぎで食堂に向かって、飛び込めば、総統閣下がサンドウィッチを手にしていた
そのまま口に持っていく、そしてサンドウィッチが口に入る寸前でその手を思い切り叩いてそらした
バチィンッ！！と痛々しい音が鳴ったがもう許してほしい、命には変えられん
グ:いった！？
ト:A？！
貴:はー、はー、、、指輪、指輪見てください。
グ:、、、黒い。毒か？いつのまに、
貴:ドアノブです、貴方の、部屋の。はーー、、、なにも、食べてませんね？
グ:おう、ギリギリな。
本当にギリギリで
未だ心臓の音が煩く響いていた
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くろねこ????(プロフ) - あっ何だ神か…涙がどバッタはなっはっは！！…………ありがとうございます(土下座) (2月20日 21時) (
レス) @page43 id: 265c011d20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 最後めっちゃ泣けました。ハピエン最高‼作者さんいい作品の提供ありがとうございます！ (1月3日 11時) (レス) @page43 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - ワーホリってどういう意味か誰か知ってたりしませんか！！トントンがワーホリってどういう意味なのか誰か教えてくださいませんか！ (12月20日 14時) (レス) @page43 id: c8a05a8ee5 (このIDを非表示/違反報告)
U - やばい、終始涙で文字が読めなかった...他の皆さんの言葉を借りることにもなるけど主人公の心情の動きに私の心もつられてしまう...(ꈨຶꈨຶ) (8月31日 1時) (レス) id: 22e7845591 (このIDを非表示/違反報告)
kami - 今まで見た夢小説の中で唯一ここまで感情移入できる小説 ちょっと泣いた映画とかでもほとんど泣いたことないのに！ (2023年3月2日 17時) (レス) @page27 id: d5de597dcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年6月10日 21時
