【wrwrd!】我々さんと魔眼の守り手【男主】

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貴方side

？:あの？

貴:、、、なに？あ、お話だったな。何から話す？どこから話す？

？:では、、、まずは、貴方のお名前から。

貴:A。フリーの何でも屋みたいなことしてて、今はクリスト・E・ルードルの護衛役してる。

？:あの屋敷の主人の護衛がどうして彼と共にいたんですか？


口調が少し強くなった、彼ってのは多分ロボロのことだよな


貴:二人で逃げたから、だな。ロボロとは一応友達だし。そーだ、ロボロは？

山賊にぶん殴られて意識飛んでたけど、、、ちゃんと起きました？

？:名前は、彼が名乗ったんですか？

貴:うん。あ、偽名だったりしました？

エ:いいえ。彼が名乗ったのであれば、貴方は確実に白ですね。

、、、申し遅れました。私はエーミールと申します。扱いが雑ですみません。


しょぼん、と言った様子でしゃがんで俺に目線を合わせたエーミールさん


いい人っぽい


コーヒーの匂いと紙の匂い。袖口にチョークの粉がついてるのが見えて、少し不思議に思う


貴:エーミールさんは、先生？

エ:えっ？！な、なんでわかったんですか？

貴:袖口にチョークの粉がついてて、なおかつ紙の匂いがします。でも、変なのw

エ:変、ですか？

貴:うん。尋常じゃないくらいの火薬の匂いがするから最初はボマーかと思ってた。


俺の言葉に、明らかにびっくりした様子で服の匂いを嗅ぐエーミールさん


この人面白いなーw

エ:そんなに火薬の匂いがしますかね？？

貴:しますね。火薬使ってる人は普通にわかると思う。仲間に聞いてみたらどうです？

エ:はぁ、、、そうですね。Aさん、戦闘は得意な方ですか？

貴:んー、、、俺は化け物だ、とだけ！


嘘じゃない、みーんな俺に勝てない。俺が能力使ったら、普通の人なんか即死


魔眼持ちってみんなそう


ニコニコ笑って返した俺に、エーミールさんは少し考える様子を見せてから


エ:今後、、、抵抗する気は？


そう、慎重に聞いてきた。俺はちょっと考えてから答える


貴:ない、かな。そっちが俺の事殺そうとしない限りは、やってやろーとは思わない。

だってあんたら、ロボロの大事なお仲間さんだから。友人が悲しむ事はしない、かな。


俺がにっこり笑ったら、エーミールさんも優しく微笑んで、元気に


エ:ちょっとまっててください！！


と叫ぶように言い捨てて、牢屋をダッシュで出て行った


大丈夫かなあの人

途中で転けたりとかしてそうw

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