第3話 ページ5
貴方side
仕方なく地面に降り、男を見る
武器は多分スコップだけじゃないな、、、
あと
声が、どこか聞いたことがある声だった
脳がそんなわけないwと否定する
あいつがここにいるわけないと
スコップ男が話し出す
？:お！ほんまにおったんやw半信半疑やったんやけど、、、カマかけてみるもんやなww
スコップ男は俺にスコップを向ける
俺は聞いたことのある声だなと思考中
バッ！とスコップ男が俺に向かってスコップを素早くふった
咄嗟にてか、ほぼ条件反射でスコップを掴み
そのまま男を掴み投げる
まさか投げられるとは思っていなかったのか
スコップ男は目を見開きながらも受け身を取る
その間に俺は逃走
と、いっても、何も考えないで走っているわけじゃない
爆弾の雨へと、走っているのだ
スコップ男は投げられたのが相当悔しかったのか
猛ダッシュで俺を追いかけてきた
森を勢いよくでて
近くの木にピタリとくっつくと
スコップ男は急に止まれなかったのか
爆弾の雨の中に飛び込んだ
そして
大きな音が、響いた
爆風で少し飛ばさせそうになりながらも耐えるとしばらくして爆風はやんだ
スコップ男を見ると
あっちこっちやけどだらけで痛そうだった
気絶してるだけで生きてはいるようだ
貴:うわぁ、、、痛そ
そう呟きながら
連れて帰ろうか迷っていたその時
ふと、あるものが視界に入った
それは
黄色いブレスレット
そのブレスレットには見覚えがあった
バッ！と優しく手に取り見てみると
それには
親愛なる友、イタリアへイギリスより、の記し
ここで、俺はやっとどこで聞いた声かを思い出した
あぁ、そうだ、あの声は
貴:イタリアの、、、！ってことは！！
今、目の前で倒れているのは
イタリア、、、？
貴:え？は？イタリア？？、、、！、イタリア！おいイタリア！
イタリアに呼びかけるも
返事はない
やばい、、、！やばいやばい！！
俺は急いでイタリアを担いで森の中へ退避し、応急処置をする
よく見れば、そこまで酷くはなかったがこのままではいけない
すぐに医者に見せなければ、、、！
そう思いイタリアを背負い
走り出した
あー、もう、最悪だ！！！
会ってみたいとは思ってた
確かに思ってたけどさぁ！！
こんな出会い方、、、ねぇよ！！
貴:ごめんイタリア、、、
そう、小さく呟いて
俺は、急いでイタリアの本部を目指して走り出した
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黒猫飴(プロフ) - 作者様の小説読み返し(五、六回目)期間に入っております。あなた様の小説が、マジで面白くて大好きです！！書いてくださって、本当に有難う御座います。続きに行ってきます！！ (2022年5月29日 11時) (
レス) @page1 id: c8537bae2f (このIDを非表示/違反報告)
0 - 面白過ぎて１日で読み終わってしまった! (2022年1月18日 21時) (レス) @page48 id: b5ffb20314 (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - すみません、コメントする作品を間違えてしまってました (2021年9月16日 21時) (レス) id: 39613b56f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - 続編も読みたいのですか、パスワードを教えて欲しいです！ (2021年9月16日 21時) (レス) id: 39613b56f2 (このIDを非表示/違反報告)
優雅矢雫(プロフ) - 最近見だしたんですがすごく面白いですこれからも頑張ってください (2020年12月26日 23時) (レス) id: 6140c46fdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2016年11月4日 22時
