Story Of The Song 2

Dracula La-part13 ページ17

堂々と…。

どうやって？

キョトン、としていた俺を見てヒロがもっと笑う。



「女の子は弱々しい男は嫌だよ。ここでこそ芯を見せなきゃ。」


「シン…。

しん…。」


「そ、“しん”だよ。ところでその女の子って…？」


「い、いわない。」


「花音ちゃんでしょー♪」



なんでわかったの。



「だってまーくんが話したその酷い彼氏、俺の幼馴染だもん。洋平でしょ？」


「あ…。」



ヒロ、顔広いもんな。



「洋平さ、元々はそんなに悪いヤツじゃないよ？でも、花音ちゃんみてるとイジメたくなるんだって。」


「はあ？」


「だからさ、助けてあげなよ、王子様♪2人のプリンセスを助けたら？」


「王子様…。」


「ま、そこは気にしない！

…さ、俺が言えるのはここまでだよ。頑張れ、まーくん。」


「ありがと…。」


王子様…

プリンセス…

この2つの言葉がグルグルと頭をめぐる。






どうもピンとこない。






しいていうなら、




ドラキュラ





だな、と俺は思う。



心から花音を奪いたい、


まるで、


心も操れるドラキュラのように。







−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

お久しぶりです！

ハル、です！

今日は、学年末テストだったので、お話を上げました！

最後のテスト…なのに、1番簡単でした笑

私の学校は公立の進学校と言われているところで、難しいんですよね…

受験が終わったら、更新速度も速くなると思います！

リクエスト、下さいね…

ネタが無いんです…(´；ω；｀)

Dracula La-Part14(ヒロ)→←Dracula La-Part12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す