病院 悠仁side ページ40
彼女の家に着いた時には
汗だくになっていた。
ただ車を走らせてここに来たのに
何故こんなにも汗だくなのか・・
それは彼女が心配だから。
ただそれだけで
仕事を放ったらかしにしてまで
こんなにも・・必死になってしまう。
彼女の家に到着してドアを開けた。
「・・！！」
玄関には彼女がぐったりしていて
言葉を失った。
「Aちゃん！しっかりして！！」
これは俺の車より救急車を呼んだ方が・・
そう思った時だった。
「・・悠仁・・さん」
そう言って俺の腕を掴んだ。
「大丈夫・・。
大丈夫だから・・
だから厚ちゃんには・・言わないで・・」
「・・・っ」
こんな時もあいつの事を気にするなんて・・
「いいから、そんなこと。
それより、病院行こう
ほら、捕まって」
彼女をおぶって車に向かう。
後ろの席に寝かせた。
救急の病院・・・
どこだ、この近くの病院・・・
「・・笹・・山病院」
絞り出すかのように
うしろで呟いた。
「うん、わかった」
ミラー越しにしんどそうな彼女を
見ていると心配になる。
俺は急いで病院へ車を走らせた。
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-------------
病院に着いてからは
先生に言われるままに
彼女は担架に乗せられ
精密検査にかけられた。
俺は椅子に座って待っとくよう
促されたが
気が気でない俺は
タバコを吸いに喫煙室に入った。
それにしても
待たされる時間が長すぎる。
彼女の身に何か、
何かあったんじゃないだろうか。
心配になりタバコを途中でやめた。
そして先生から手招きされ、
診察室に呼ばれたんだ。
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miu(プロフ) - みくさん» みく様 ご指摘ありがとうございます。外せてませんでした( ﾟдﾟ) (2018年9月10日 0時) (
レス) id: ccb9a6d634 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - オリフラ外さなくていいんですか? (2018年9月10日 0時) (レス) id: 5382e69d92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miu | 作成日時：2018年8月28日 23時
