痛いのは最初だけ４【佐野玲於】 (ページ45)

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ヨンジュウゴページ45

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は？メンディー好きって何だよ。とか言ってるけど
ゴリラの顔いじくったり、潰して変な顔にしたりして１人で笑ってて何だかんだ気に入ってるっぽい。

玲於『おもしれー、ありがと。』

よかった♪ やっぱ正解だった？

玲於『はい、じゃ俺のコレね。開けていいよ。』

A『わぁ～何だろ？♪』

あんなに私のあげたプレゼントに不満そうなこと言ったんだから、さぞ自信あるプレゼントなんだろーなぁ。

だってすぐ決めたって言ってたし！私が絶対好きなやつって言ってたし！

袋から出てきたのは手の平サイズの、、、

A『...ぬいぐるみ？マスコット？』

でもこれ、、可愛、いい、、、のか？

玲於『そう。まぁキーホルダーに出来るから。フラワーの代わりにそれ鍵に付けて。』

A『...うん。待って。。わかった。や、違くて、すぐ決めたって、、マスコットはいいとして何でこれチョイスしたの？』

チョイスした動物の問題ね。
パンダとかペンギンとか可愛い動物沢山居たのに、、今私を見つめるこの子は

ハシビロコウ！！

くちばしの大きなイケメンの鳥。これは確かにリアルより可愛く作られてるけど。

(`･Θ･´) ←こんなやつ

玲於『Aの怒った顔それじゃん。』

A『何それ！私くちばしないもん！』

玲於『うはっ(笑) それ、今の顔！唇とがってっから。』

A『...ハシビロコウ、、』

玲於『可愛いじゃん。』

A『ん～、可愛い、、かな？』

玲於『うん。お前がね。』

、、、不意討ちだ。

うん。よく見たらハシビロコウ可愛いかも ←

私ってすごくチョロイ。

A『...ありがとう。大事にするね！』

玲於『ん。あとこっちは父ちゃんに。 ...って同じ袋２つあんだけど。』

A『私もお父さんに買ったからだ。』

玲於『あー、袋同じだからどっちかわかんねー。』

A『いっぺんに渡せばいいよ。本当にありがとう玲於くん。優しさの塊。』

玲於『だから気づくの遅せーって。』

A『あはは！うん、昔から優しいもんね。』

玲於『知ってんじゃん。』

A『ふふ(笑) 知ってた。』

玲於『まだ門限まで時間あるけど。。』

A『うん。』

玲於『こっち来る？』

当たり前みたく手を広げてくれる玲於くん。

ためらいなく飛び込む私。

玲於『あっぶね。そんな飛びつかなくても逃げないわ。』

私の大好きな玲於くんの匂いだ。。。