痛いのは最初だけ４【佐野玲於】 (ページ34)

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サンジュウヨンページ34

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っていう長い長いリアルな夢を見てたんだ。。

A『ーーー、、、眩しっ。』

朝日に目を細めた先

うっすら視界に入る白い肩

綺麗なお顔には見慣れたホクロ

、、、

...あれ？

天使みたいな寝顔が私の隣りに、、

まだ夢の中かな、、、

もう一度目を擦って開けてみる。

、、、？

てか私服少しハダケテル、、、っ！！

玲於『ぅ～んっ、、、、、』

A『！！』

玲於『、、、おはよ。』

玲於くん眠そうな声で目を開けて

そんな顔見たらダメだ。。

きゃー、、って大声で叫びたくなって布団を被る。

とりあえず、、寝たフリ？無理か！

玲於『...おい。』

でもすぐに布団剥がされて

A『わっー！！玲於くん、、朝から刺激強い。』

上半身がね、すっごい見えてる。。

2人とも寝相悪すぎ。。

白い肌が朝日で輝いてる。。

玲於『お前もね。だいぶ際どいくらい見えてっから。』

A『きゃー！！！スケベ！変態！』

玲於『ふはっ、昨日の誰かさんには負け、』

A『やーっ！！言わないでっ！！』

玲於『、、、ねぇ。』

A『ん？、、』

玲於『俺で満たされた？』

A『、、、された。恥ずかしくて心臓止まりそうだからもう静かにして！』

玲於『...可愛すぎて俺も死んだ。』

自分から聞いてきたくせに、そんな照れくさそうに口元に手当てたりされたら余計にこっちが恥ずかしい。

玲於『Aさ、』

A『な、何？』

布団いっぱい被って隠れてたけど、呼ばれて顔だけ覗かせたら割りと真剣な顔した玲於くん。

玲於『今日、、行くじゃん？父ちゃんとこ。』

A『！！』

玲於『はっ、忘れてたとか？』

A『、、、いやぁ。。』

もちろん忘れてた。。

玲於『まぁ、話すこと沢山あるけどさ、、まず家出謝んなきゃね。』

A『そうだね。。』

玲於『でさ、、俺ちゃんと父ちゃんには付き合ってるって言うわ。』

A『え？』

嬉し、、いや、恥ずかしい。

玲於『だから、そのさ、、それ禁止。』

A『それ？、、どれ？』

玲於『いちご大福。』

A『うっ...これは、、どうやってやめたらいいの、、』

玲於『ふはっ(笑) 冗談。
けどさ、父ちゃんの前で不自然だとこっちまでつられるっていうか、、照れくさいっつーか、、』