痛いのは最初だけ４【佐野玲於】 (ページ33)

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サンジュウサンページ33

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素敵な女の人ならもっとスマートに玲於くんを満たしてあげられるんだろうな。
我慢してるなんて言わせないんだろうな。。。

不器用でまだ大人になれない私は自分のコントロールすら出来ない。

素直になるのも、好きって伝えるのも、想えば想うほど複雑で精一杯頑張っても空回り。

今だって怖いわけじゃないのにちょっと震えちゃう。

玲於『、、A。』

その手を玲於くんが優しく強く握ってくれる。。。

玲於『本当、お前はちっともわかってない。』

え？、、、

玲於『俺はお前の、、そのさ、、、体が欲しいって意味じゃなくて。。我慢してるってそういうことじゃない。 ...だから無理して焦らなくていいから。

お前がそんなことしなくても十分好きだよ。』

A『玲於くん、、、』

震えは止まってるのに、玲於くんの甘いキスで心臓がうるさくて。

身体中に響いてる

玲於『お前ばっかり好きなんて勘違いすんな。』

A『...だって、、』

玲於『...あぁ、Aは口で言ってもわかんないんだっけ。』

A『、、、う、うん。』

玲於『じゃあ、、どうしたらわかんの？』

A『えっ、、と...ぎゅってして欲しい。。』

玲於『そんなんいくらでもしてやる。』

私は何て欲張りなんだろう。。。

玲於『はい、、じゃもう寝なさい。』

独り占めにしてもずっと。。。

A『。。もっと、』

玲於『もっと何？、、』

A『...もっと玲於くんでいっぱいにしてほしい。』

重ねても重ねても欲しくなっちゃう玲於くんのキスはきっと依存性がある。

A『。。今私、死ぬほど恥ずかしいこと言った。』

玲於『だから無理すんなって、、』

A『ううん。。。このまま、、玲於くんにドキドキしてたい。』

玲於『...A、こっち見て。』

深いキスが首筋からだんだん降りてきて、恥じらいも不安もわがままも全部溶けて二人だけの世界。

甘い甘い衝動に溺れてく。

A『んっ、、、』

玲於『A... 、、壊さないように優しくするから。怖かったら言って』

私を包む優しい手

A『玲於、、くん。』

どこも痛くなんてない初めても何も怖くない

玲於『...ん？』

A『呼んだだけ、、、』

頬も体も赤く染まって

玲於『もっと呼んでいいよ。、、俺でいっぱいになって。』

足りなかったとこが全部玲於くんで埋まってく