ニジュウ ページ20
★
A『ん?』
玲於『ん?じゃねーよ。 余裕なんてなくしてやるから、ちゃんと俺の目見て。』
A『や、見れない。。』
チラッて見たけどすぐ反らした。だってこれ以上は吸い込まれちゃう。
最初から余裕なんてないよ、、、
玲於『何で?』
A『は、、恥ずかしいから、、』
玲於『さんざん焦らしといて?』
A『もぉ!やだ玲於くん、、』
玲於『ずっと顔いちご大福じゃん。
それ"やだ"に聞こえないんだけど。』
A『違うよ、、』
玲於『違くない。俺はお前のことわかってる。』
A『嘘だ。』
玲於『嘘じゃない。お前しか見てないから。』
甘すぎる。玲於くんが私に色気しか使ってこない。。。
得意気な顔して私のこと全部見透かすの。
玲於『ね、、この目、何の目かわかる?』
A『え?』
そんな言葉に玲於くんの目を見たら また鼓動が抑えられないくらい色っぽい視線。。
もしかしたら私の目に今までと違うフィルターがずっとかかってるのかも。
玲於『やっとこっち見た。』
A『っ、、正解は...何の目?』
玲於『お前だってわかってるくせに。。』
今までで一番距離が近くなって 玲於くんが私の唇をそっと塞いだ。
自然に目を閉じたら全部が玲於くんで満たされてく。
間違いなく今私は世界一幸せ、、
〜♪ ピンポーン
を 邪魔するチャイムの音。。
ゆっくり目開けたら、玲於くんも開けてて、、急にすごい恥ずかしさが私を襲う。
A『んっー、、』
離れようとしたけど 何事もなかったようにまた目を閉じた玲於くんは唇を離してくれない。
〜♪ ピンポーン
。。。まだ鳴ってる。
動じない玲於くんの肩をパシパシ叩いた。
玲於『、、、』
やっと唇が解放されて 乱れた息を整える。
A『...誰か来たよ?』
玲於『いいよもう。今イイトコだから。』
顔も体もすごく熱い、、
〜♪ ピンポーン ピンポーン ピンポーン
玲於『...あーもう、うるせーな。』
連打されるチャイムにとうとう玲於くんが不機嫌MAX
A『あ、ねぇ、もしかして、、、お父さんだったりして!?。。』
玲於『、、ちょ、見てくるからここに居て。あと顔の色戻しといて。』
待って待って、そんなの無理だよ! 顔の色ってどうやって戻すの?
とりあえずドキドキが止まらないまま両手でほっぺを押さえて深呼吸。
...どうしよう
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作者名:にゅす | 作成日時:2018年11月16日 9時