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はち ページ8




今は何て言われてもいいの。

ポッケに手入れて鍵を確かめながらそう思った。



玲於『ヘラヘラすんな。あーセンスないこと言われて余計寒いわ。』



A『手ポッケ入れたら温かいよ?』



玲於『俺の上着ポッケない。貸して。』


私の上着のポッケに手突っ込んできて、手ぶつかって邪魔だからってポッケの中でも握られる。


これじゃ、、、私の心臓がもたない。




玲於『A昔から手温かかった。カイロとか言われて皆から手握られて。』



A『うん。私の手冬だけは人気者。』



玲於『夏は最悪だけど。ほんとよく繋いでやったわ。』



A『まだ小学生だったよね。玲於くん歩くの早いんだもん。』



玲於『お前置いてくとすぐ泣くから。』




小さい時の記憶は何となく覚えてる。



玲於くんはただ何でもなく繋いでるかもしれないけど、、、

私は玲於くんを好きになっちゃったから、繋ぐ手は昔の意味と全然違う。




玲於『泣き虫も手小さいのも変わんない。』



A『玲於くんの手が大きくなったんだよ、、、』


だから今までで一番温かい。





家に着いたら そうだ、夕飯代!って一万円渡された。
え、1週間にしても多すぎるよって言ったら、余ったらおやつ買えばだって。

更に太らせてまたバカにする気だ!なんてひねくれたこと言っちゃうけど、玲於くんが稼いだ大切なお金 無駄に使えないよ。



今日は甘やかしがすごすぎる。。。


嵐の前の静けさ的な?、、、





いつもみたくスマホに夢中になる玲於くん





玲於『あ、そうだ、、今日約束たくさん破ったの誰でしたっけ?』




A『えっと、、、え?』




やっぱり始まりました。。。




玲於『とぼけんな。授業中携帯見てんじゃねーよ。その後のLINEは無視するし。指切りげんまん覚えてる?』



A『覚えてるけど。。授業中のは緊急かな?って思って見ちゃったの、、、それにLINEは無視したわけじゃなくて夕飯作ったりお風呂入ってて気づかなくて。 ...もうしません。』




玲於『。。ふーん、まぁいいや。今日は許すけど、明日からはちゃんとして。もう隼も呼べないし、マジで約束守れないなら家帰ってもらう。』




A『はい、、』




危ない危ない。何とか誤魔化せた。


明日は亜嵐くんとご飯行くし、油断して約束破らないように気をつけなきゃ。




あっ


てことは...玲於くんもエリカちゃんとご飯行くんだ、よね。。


うわぁ。。。また余計な考えで頭がいっぱい。

きゅう→←なな



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設定タグ:佐野玲於 , GENERATIONS , 白濱亜嵐   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:にゅす | 作成日時:2018年10月6日 0時

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