よんじゅうよん ページ44
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キッチンから亜嵐くんだけ戻って来て、 玲於は呑みすぎてちょっと動けないみたい。って
3人は軽く片付けしてくれて お邪魔しましたって帰って行った。
最後に亜嵐くんが、日曜日楽しみにしてるねって皆には聞こえないように耳元で言ってきて いけないことしてるような何とも言えない罪悪感みたいなものでソワソワする。
。。。これってデートになるのかな?
モヤモヤするのは玲於くんに 何にもない ってさっき嘘ついちゃったからだ。
告白された なんて言えないし、、、だって振った理由答えられないもん。
でも玲於くんが行っちゃダメって言ったら私きっと行かないよ、、、
っ、そういえば! 玲於くん呑みすぎて動けないんだっけ?
急いでキッチンに様子見に行く。
A『、、玲於くん、大丈夫?』
どこ見てるかわからない玲於くんは すごく辛そうな 苦しそうな、見たことないような顔で そんなになるまで呑んだっけ?なんて呑気に考えてた。
A『玲於くん、吐きそう?トイレ行く? 』
無言で動かない玲於くんの背中を擦りながらどうしたらいいかわかんないけど、何かしてあげたくて
A『あ、待ってて。水持ってくるから。』
玲於『行くなよ、、、』
絞り出したように呟いた玲於くんは今度は俯いてて顔がよく見えない。何でそんな泣きそうな声なの?、、
A『わかった。。ここに居る。』
行くなよって言って声が、今にも玲於くんが消えちゃいそうな声だったから、、傍から離れられなくて。ずっと離れたくなくて。
やっぱり私は玲於くんの傍に居たいよ、、、
しばらくそのままでいたけど、もう大丈夫だからお風呂入ってきていいよ って。
いつもの顔と声で言うから 傍にいられる理由もなくなった。。。
お風呂から出たら玲於くん何にも言わないで交代でお風呂に行っちゃったの。
亜嵐くんと何かあった?、、、
..日曜日のこと、玲於くんに言わなきゃ。
行きたいから言うんじゃない。行かないでって言ってほしいの。
ソファーでウトウトししながら玲於くんがお風呂上がるのを待ってたら、いつもより遅く戻ってきた
玲於『、、何してんの。ベッドで早く寝な。』
A『あ、あのね、、実は、亜嵐くんと、』
玲於『...あぁ、さっき亜嵐くんに聞いた。。』
A『、、え?』
玲於『...よかったじゃん。、、、日曜日、楽しんで。』
A『、、、行ってもいいの? 玲於くん、止めないの?』
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作者名:にゅす | 作成日時:2018年10月6日 0時