痛いのは最初だけ２【佐野玲於】 (ページ41)

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よんじゅういちページ41

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玲於『、、、ねぇ』

え？

振り返ると玲於くんに腕を掴まれてた。

キッチンまで着いて来てたの？

気づかなかった。。

玲於『...何かあった？』

A『、、何が？なっ、 ....何もないよ。』

玲於『、、あっそ。』

絶対亜嵐くんと何かあったじゃん。。って呟いた玲於くんが小さくつぶやいた。

隼『あー！Aちゃん、俺それ飲みたい！』

隼くんがキッチンに来たのと同時に、玲於くんは私の腕を離して相変わらず不機嫌のままリビングに戻って行った。

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玲於『はぁ？買わなくていいっつったじゃん！！』

やっぱり亜嵐くんが買ったお酒に怒ってる。

亜嵐『まぁまぁ(笑) いーじゃん！呑みたい気分♪』

隼『ですよねぇ～。まっ、亜嵐くんのおごりってことで。』

裕太『隼はそういう時だけ調子えーなぁ。』

メンディー『玲於イライラしずぎじゃない？カルシウム足りないよ。』

亜嵐くんが買った小魚とピーナッツのやつ。小魚を玲於くんの口に入れようとして強めの肩パンチされてた。

メンディー『痛っ！！ちょっと強っ！』

玲於『ふざけんなっメンディー！』

裕太『玲於魚キライやん！』

隼『今玲於は何でか荒れてるから。ほら、女心と秋の空って言うじゃん？たぶんそれだよ。』

玲於『違げぇーよ！』

亜嵐『うん、メンディーくんは頑張ったよ！』

冷静な裕太くんと謎に語る隼くんと適当に励ます亜嵐くん(笑)

玲於『A！ぜってぇー呑むなよ？一滴も呑むなよ？わかった？』

A『わかってるってば！』

イライラしてるせいか玲於くんも結局呑みだした。

皆テンション上がってきて、楽しそうにじゃれてると思ったら急に真剣にダンスの話ししたり、メンディーさんと手押し相撲やって負けたのにキャッキャッ笑ってる玲於くんがいて、どんな玲於くんも無意識に目が追っちゃう。

亜嵐『Aちゃん、これ食べたことある？』

A『ん？期間限定のポッキー？！』

玲於くんばっかり見ててボーっとしてたら亜嵐くんが買ったポッキー差し出してきた。

ありがとう。って受け取ろうとしたらん、って口に入れてくれて、、、これってアーンてやつ？

ちょっと照れ臭いようなでもこれくらいでテレる自分も恥ずかしいような。。。

玲於『...ちょっと、何してんのそこ、人ん家でイチャつかないで。』

さっきまでこっちなんか見てなかったくせに、今の見られてた？