痛いのは最初だけ２【佐野玲於】 (ページ36)

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さんじゅうろくページ36

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玲於『こんな簡単に終わるわけない、、』

亜嵐『玲於、、それAちゃん不安になるよ。』

A『大丈夫！もう大丈夫だよ。。』

玲於『...つか、父ちゃんが落ち着いてAが帰るまでは朝一緒に行くから。』

亜嵐『え？お父さん何かあった？』

玲於『あぁ、新しいプロジェクト始まるとかで深夜帰宅になるから。Aもう少し預かることになった。』

亜嵐『、、へぇ、そっか。まだ玲於ん家に居るんだ。。』

玲於『何、亜嵐くん。』

亜嵐『、、、や、別に。その方が安心だね。』

、、、

そうだ、もう解決したんだから早く帰らなきゃね。。。

その日は二人共ダンスあるはずなのにまだ心配だから今日は行かないって言ってて、亜嵐くんが突然解決祝いしない？って。

亜嵐くんはいつも私を元気づけようとしてくれる。

玲於『で、 ...何で俺ん家なわけ？』

亜嵐『まぁまぁ(笑) Aちゃんの料理旨いんだもん。』

隼『ですよねー！めっちゃ旨いの。』

メンディー『うメンディー？隼と亜嵐くんは何で味を知ってるかが気になるよね。』

裕太『でもAちゃんの解決祝いなのにAちゃんに作らすん？』

A『全然私の作ったのでよければ、、二人が解決してくれたし。』

メンディー『ちょっと、皆無視しないで。ねぇ、気になるじゃん！いつ食べたの？』

玲於『面倒くせーなメンディー。だからさ、、何で皆も居るわけ？』

メンディー『玲於、俺年上だぞ。』

玲於『うっせぇーよかりんとう。』

メンディー『や、めちゃくちゃ悪口じゃん！』

亜嵐『うん、メンディーくんはジャガイモだよ。』

亜嵐くん、メンディーさんの肩を抱いて励ましてるみたいにしてるけど悪口を上塗りしただけ(笑)

一番年上なのに皆に弄られてて、でもこんな酷い扱いしてるけど玲於くんメンディーさんの話しになると何だか嬉しそうに話し止まらないの。皆もだけど本当に仲良しなんだと思う。

メンディーさんも怒らないし、笑い声が絶えない。

これが玲於くんのお友らち。

私まで笑顔になる！

あ、何で皆が居るかというと、、、

ダンスに来ない二人を心配して連絡してきた隼くんに、亜嵐くんが軽く説明したらなんだかんだ話しが進んでこうなっちゃったの。

不機嫌なのは玲於くんだけ。

まぁ、そうだよね。。。私のせいで玲於くんの生活はめちゃくちゃ。

、、、この場所で本当に邪魔なのは私だけ。