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じゅうご ページ15




お礼言って、私もお風呂入るねって電話を切った。もう10時を過ぎてるのにスマホ見てもLINEはなし。。。


私にはあんなに連絡しろだとか、門限破るなとか言うくせに何なの、、


昨日はスペアキー作ったり手繋いだり1人で浮かれてたのが嘘みたいに心が曇る。




ゆっくりお風呂入って、こんな時間なのにおやつのポッキーヤケ食い! お腹が空いてるわけじゃないけど、満たされない何かを必死で埋める。


課題やったりテレビ見たりして時刻は11:30



もしかしてこのまま帰ってこないとか?

連絡もなしに? お泊まり? え、朝帰り?


最悪なシナリオしか想像出来なくて思わず電話する。。。


聞こえてくるのは 現在電波の届かない所にいるか電源が入っていない、、、
っていう機械のアナウンス



ソファーに布団持ってきて横になりながら静かに泣いた。

玲於くんのバカバカバカ。。。











玲於『エリカちゃん大丈夫?』



エリカ『ん〜、、ダメかもぉ。。。』



玲於『ちょ、マジで家どこ?タクシー乗って。送るから。』



待ち合わせしてどこ連れて行こうか迷ってたら、エリカちゃんが居酒屋でいい。なんて言うから この子、意外と気使わなくていいかもって話しも弾んだんだけど。


1杯目呑み終わる頃には甘えた感じになってきて、止めたけどあれから結局3杯呑んでグデグデ。。。1人じゃ歩けないって体預けられて支えて店を出た。


今11時を過ぎたとこ。

つか早々にスマホ充電なくなっちゃってAにも連絡出来ないし、、あいつちゃんと帰ってる? まさか亜嵐くんと。。。何て変な冷や汗止まんない。



や、エリカちゃんはいい子だったよ? でも酒入るとすごい女の子全開になるって言うか、まぁ普通の男だったら完全にやられちゃうやつ。




エリカ『もう帰るの?、、もっと一緒にいたいな、、、』



玲於『いや、ほら。こんな酔ってたら帰らなきゃでしょ。乗って。住所は?』



エリカ『玲於、、優しいね。』



一緒にタクシー乗って、住所自分で言えてたから大丈夫かなって思ったけど、、

ずっとピッタリくっつけられた体に、肩にもたれてくる頭。

すげー女の子って感じの香水の匂いがキツくて俺も色んな意味で酔いそう。。。






エリカ『このマンション。。。5階の角部屋。』



玲於『ここ? 5階ね。』


本当はここで帰りたいけど、さすがにね。。。
エレベーター乗って5階押す。




エリカ『玲於も酔ってる?、、』



それ必殺上目遣い?

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設定タグ:佐野玲於 , GENERATIONS , 白濱亜嵐   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:にゅす | 作成日時:2018年10月6日 0時

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