じゅういち ページ11
★
亜嵐『本当に平気?、、』
A『うん、ありがとう。それよりお腹空いちゃった。早く行こう!』
話しを反らしてここからすぐにでも離れたくて亜嵐くんを急かす。
亜嵐『ちょっと歩くけど、おいしいオムライスのカフェ食堂があんの。オムライス好き?』
A『大好き♪楽しみだなぁ。』
亜嵐『可愛い(笑)』
A『亜嵐くん、、可愛いって口癖?』
亜嵐『Aちゃんが本当に可愛いから。いや何かすげー軽いやつみたいじゃん俺(笑)』
A『違うの?』
亜嵐『違う違う違う! 俺重いよ?、、ってそれも嫌われるかぁー。』
亜嵐くんが行ってる大学院の話しとか、実はメンディーさんだけじゃなくて俺と隼もハーフなんだよとか、裕太くんは宇宙人だしとか
さっきの怖かったこと忘れちゃうくらい色んな話ししてくれて楽しくて、目にシワ寄せて笑う顔にもやっぱりすごい癒される。
お店にもあっという間に着いちゃった。
頼んだオムライスも卵がとってもフワフワプルプルでめちゃくちゃおいしいの♡
A『ん〜♪幸せ!オムライス久々に食べたけどおいしくてほっぺた落ちる!』
亜嵐『あはっ(笑)よかった♪』
食べながら 玲於との暮らしはどう?って。
A『、、うん。まぁまぁ。』
話し聞くよ? のお言葉に甘えて、ここ最近のこと遠慮なくいっぱい聞いてもらった。
話したら止まらない。
A『でね、合鍵...じゃなかった、スペアキー作ってもらったの!ドラえもんの柄で可愛くてお気に入り♪ でも何かと毎回お説教されて。。すぐ怒るって玲於くんカルシウム足りてないよね?』
亜嵐『(笑)過保護だよね。
あ、今日はちゃんと怒られないように門限には帰すから安心して。』
A『ん、、、ありがとう。』
今頃玲於くんも待ち合わせとかしちゃって 初めましてって言いながら仲良くなって、、、もう付き合っちゃう? とか、、、?
亜嵐『Aちゃん?...もう帰りたくなっちゃった?(笑)』
私また余計な事考えちゃって、今一緒に居る亜嵐くんに失礼だよね。
A『え?や、ううん。全然そんなんじゃないよ。そうじゃなくてね、
あの、、亜嵐くん、エリカちゃんてどんな子?』
亜嵐『エリカちゃん? んー、俺と同い年だけどね、見た目綺麗で大人っぽいのに可愛らしい感じかな。』
うん。
もし玲於くんと私が親戚じゃなくて普通に恋愛出来たとしても、そんな完璧な人にはかないっこない。
1175人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「GENERATIONS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:にゅす | 作成日時:2018年10月6日 0時