ご ページ5
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そうだよね、、
期待させて振ったのか。最低だわたし
A『、、、そんなつもりじゃなくて、』
玲於『だったら、ちゃんと嫌だってハッキリ断れよ。』
ーーー
そうだよね、、
玲於の言う通りなのかも
A『でも一緒にバスで帰るって言われたら。。嫌って言うのもヒドイ気がする。。。』
玲於『、、、そんなんだからお前は。。』
A『ねぇ..玲於は、なんでそんなに怒ってるの?』
私のことも期待させてるよ玲於は
玲於『っあー、もう! だから、、、さ、』
立ち上がった玲於に引っ張られて、そのまま ぎゅってされた。
、、、///
私まだ寝ぼけてる? それとも今度こそ夢?
玲於の 匂いも 体温も 重みも 全部が体に伝わって、、、息ができない。 頭の中真っ白。
せっかく掛けてくれた上着も落ちちゃって、時間が止まったみたい。
胸が苦しいのは玲於に回された腕のせい?
身体中に響くくらいのドキドキで何にも聞こえない。
玲於に心臓の音が直接伝わっちゃう。
私のこの手は どうすればいいの?
玲於『自分でわかってる?...そういうこと言ってるとこうなるよ?』
いくら隠したつもりでも隠せない
心臓の爆音だってきっとバレバレ
もう何でもいい。
このまま本当に時間が止まっちゃえばいいのに。。。
今すぐ好きって言っちゃおうか。
大好きって口元まで出かかって、もう言っちいそう。
A『、、、れおっ、』
玲於『...好きなやついるんだろ?』
A『え、、、』
玲於『そんな曖昧にしてっと、誰にでも気があるみたいじゃん。』
空中で迷って玲於に回せなかった手はまた居場所をなくして元の位置。
涼太くんのこと振ったのに今玲於に抱きしめられて浮かれてた。。。
最低だよね。
また玲於に突き放されたみたいで、流れた涙は嬉し涙と違った。
玲於『ダメ。じゃなくて、ちゃんと嫌だって拒否しろよ。』
簡単に私から離れて、玲於は顔も見ないでそう言った。
離れても近くてもどっちも苦しい。
見られないように涙を拭いた。
玲於にそう思われても仕方ないけど、一番玲於にはそう思われたくなかった。。。
一途で真面目ってリアルくんが言ってたの思い出す。
こんなんじゃ軽蔑されたかな、、、
もう友達だって思ってもらったとしても、最低なやつって思ってるよね。。
好きな人に抱きしめられたのにこんなに悲しい、、
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作者名:にゅす | 作成日時:2018年8月15日 23時