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綾乃の言う通りだとしたら、どういうこと?
え、、私また期待しちゃうよ。誰かもう一度説明して。
綾乃『もうそこまでくるとさ、思わせぶり通り越してチャラい佐野くん?』
A『、、、チャラい?』
綾乃『うん。だってさ、二人きりってわかってて家にAを家に上げたわけでしょ?しかも、行かないでここに居てって、、、好きな子以外にもそういうこと言う? 佐野くんてそういう人?』
好きな子以外、、、わかってても苦しい。
A『チャラいなんて、そ、そんなことないよ! だって、、だって、家に行ったけど何にもなかったし。。。』
玲於は確かにモテるだろうし、経験豊富そうだけど、チャラいだなんて、、、それは違うよ。
だったらとっくに色んな女の子と付き合ってるだろうし。
でも、、もしかして その"対象"にすら私は入ってないってこと?。。。
綾乃『でもさ、ここまで期待させといて何にも進展ないなんて、それはそれでどうなの?』
A『...さっきの、綾乃が言ってたのって 本当にそういう意味なのかな?、、、私、告白してないけど振られたと思ってた。』
綾乃『、、佐野くんが今何考えてるかわからない。なんかめちゃくちゃだよ。もし、Aのこと弄んだら、私 いくら佐野くんでも許さないから!』
A『綾乃。。。もうわたし頭パンクした。わけわからない。』
綾乃『う〜ん。 ...とりあえず涙止まったね? よしっ、プリン買おう!!』
A『ん、、、、、ぷりん買う。』
綾乃でも難しいって、、私じゃ一生考えても正解わからないかも。
とりあえず綾乃にプリン買ってもらって、何本か傘も買って、家じゃなくてこっちでプリン食べたら?って言うから一緒に学校まで戻ることにした。
教室に戻るとまだ何人か雨上がるのを待ってる人が残ってた。
さっきより強くなった雨は止みそうにないけど。
プリン開けて綾乃としゃべりだしたら 涼太くんが教室に入って来た。
涼太『あれ?二人ともまだ残ってたの? 傘ないとか?』
綾乃『今買いに行ったよー。涼太くんこそまさか傘無くて帰れないの?』
涼太『うん、そうなんだよね。降るなんて言ってた? って、それ何食べてんの?』
A『プリンだよ!綾乃が買ってくれたの!』
涼太『いつも誰かに餌付けされてるね(笑)』
綾乃『確かに(笑) 餌付け♪』
A『もぉ、二人して酷い!』
涼太『もしかしてさ、、、ダンス部終わるの待ってる?』
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作者名:にゅす | 作成日時:2018年7月12日 14時