impostor 2

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熱々の肉まんを2人でハフハフ食べて、





酔っ払いが多くなった駅に着いた





「なんか、酔っ払い多くね」
『いつもだよ』
「そうなの？俺、ホームまで行こうか？」
『大丈夫。亜嵐がホームに来てバレたらパニックになって絶対誰かホームに落ちる 笑』
「酔っ払いに襲われるなよ〜」
『大丈夫だって 笑 ありがとう』





亜嵐とバイバイして1人でホームに行く






いつも通り電車に乗って、駅から6分。







コートを掛けにクローゼットを開けるとまだ捨てられていないあの人のカケラ







さっさと返しちゃえばいいんだけど







会ってしまったら、きっとまた甘えてしまう







涼太くんの優しい心に、甘えてしまう。







好きだよ。







不意に聞こえて来た、涼太くんの声。







あぁ、ダメだ。泣きそう







やめよう。早く、寝よう。






今からご飯食べたら太っちゃうし、さっき肉まん食べたし、お風呂に入って寝よう








お風呂に入る前に携帯を見ると《ちゃんと帰れた？》って亜嵐からのメッセージ







《帰れたよ》と送ってお風呂に向かった

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